「トップダウン」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「トップダウン」です。
「トップダウン」の意味、メリット・デメリット、使い方、語源、類義語、対義語についてわかりやすく解説します。

「トップダウン」の意味をスッキリ理解!

トップダウン(topdown):上層部が下した意思決定に基づいて下部組織が動く意思決定方法

「トップダウン」の意味を詳しく

「トップダウン」とは、上層部が下した意思決定に基づいて下部組織が動く意思決定方法のことです。

企業や団体などの上層部が全体の動きを決めるような意思決定を行います。それを現場で動く人間や末端の社員などに伝えて従わせる意思決定方法です。

企業だけでなく、軍隊や政府、非営利団体などでも取り入れられることがあります。企業や組織の規模に関わらず「トップダウン」という言葉が使われます。

「トップダウン」のメリット・デメリット

「トップダウン」には、メリットもデメリットもあります。

「トップダウン」のメリット

「トップダウン」のメリットには、以下のようなものがあります。

  • 意思決定までの時間やコストがかからない
  • 全体を見通した意思決定ができる

「トップダウン」では、現場の人々の多くの意見を取り上げてまとめる必要がありません。上層部だけで組織のことを決定してそれを現場に伝達すればいいのです。

そのため、意思決定までの時間が短くて済み、その結果コストも低くなります。

また、現場の意見とは全体を見渡した意見ではありません。それぞれの現場のみにフォーカスした意見になってしまうのです。

しかし、上層部が決定すれば、企業や組織全体を見渡した計画を立てたり意思決定を行ったりすることができるのです。

「トップダウン」のデメリット

「トップダウン」のデメリットには、以下のようなものがあります。

  • 現場の意見を取り入れられない

「トップダウン」にはメリットがありますが、一方で「現場の意見を取り入れられない」というデメリットがあります。

「トップダウン」の使い方

「トップダウン」には以下のような使い方があります。

  1. トップダウン方式を取り入れることで、コストカットを狙う。
  2. 現場へのトップダウンを迅速に遂行する。
  3. トップダウンだけでは、現場の不満が溜まってしまう。

「トップダウン」の語源

「トップダウン」の語源は英語の “topdown” です。「頂点」という意味の “top” と、「下におろす」という意味の “down” をつなげた言葉です。

企業や組織の構成をピラミッド型にして考えます。上層部がその頂点だとみなし、現場や末端の構成員を底の部分だとみなします。

つまり、 “top” である上層部から、決定を末端の構成員におろしていくイメージで捉えることができます。

「トップダウン」の類義語

「トップダウン」には以下のような類義語があります。

  • 上意下達(じょういかたつ):組織や団体において、上位・上層の命令を下位へと伝えて、意思の疎通を図る方法

「トップダウン」の対義語

「トップダウン」には以下のような対義語があります。

  • ボトムアップ:下位から上位への意見によって意思決定がなされる管理方式

まとめ

以上、この記事では「トップダウン」について解説しました。

英語表記トップダウン(topdown)
意味上層部が下した意思決定に基づいて下部組織が動く意思決定方法
メリット・デメリットメリット:意思決定までの時間やコストがかからない
メリット:全体を見通した意思決定ができる
デメリット:現場の意見を取り入れられない
語源「頂点から降ろす」という意味の英単語 “topdown”
類義語上意下達
対義語ボトムアップ

「トップダウン」の意味だけでなく、メリット・デメリットまで理解しておきましょう。