何が違うの?地方公務員の「初級」と「中級」と「上級」の違い

違いのギモン

高校や大学を卒業すると、多くの人は就職すると思います。

就職先としては民間企業を選ぶ人もいれば、公務員を選ぶ人もいるのではないでしょうか。

そして、公務員は国家公務員と地方公務員にわけられますが、地方公務員は転勤の範囲が限定されるので魅力的だと考える人も多いと思います。

 

そんな地方公務員の試験は大きく3つにわけることができます。

それは「初級」と「中級」と「上級」です。

ところで、「初級」と「中級」と「上級」では何が違うのでしょうか。

これについては誤解が多いようです。

そこで、今回は地方公務員の「初級」と「中級」と「上級」の違いについて解説していきたいと思います。

スポンサードリンク

結論:難易度が異なる

まず、「初級」は高卒程度の難易度の試験で、比較的簡単です。

次に、「中級」は短大卒程度の難易度の試験で、難易度は初級と上級の中間です。

そして、「上級」は大卒程度の試験で、比較的難しいです。

つまり、「初級」と「中級」と「上級」では試験の難易度が異なるのです。

「初級」をもっと詳しく

初級は高卒程度の難易度の試験で、比較的簡単です。

教養試験のみになっていることが多いでしょう。

そして、地方公務員の初級の試験の受験資格は20歳ぐらいまでになってることが多いでしょう。

そのため、大卒の人は初級の試験を受けられないことが多いです。

 

そして、初級は一般職であることが多いです。

具体的には、学校の事務や窓口対応などが中心になります。

また、出先機関に配属されることが多いでしょう。

スポンサードリンク

「中級」をもっと詳しく

中級は短大卒程度の難易度の試験で、難易度は初級と上級の中間です。

中級の地方公務員は中堅幹部候補としての役割も担っています。

そのため、県庁の次長などになることも夢ではありません。

 

ちなみに、中級の公務員の試験は難易度が短大卒程度であるだけで、高卒の資格しか持っていない人でも受けることができます。

また、中級の試験に合格して職員になっても、業務を行ううちに研修やテストなどで上級の公務員になることもできます。

 

ちなみに、中級の地方公務員の職種は3つにわけることができます。

まず1つめは、市役所などの事務や学校の事務や警察の事務などの事務職です。

次に2つめは、司書、栄養士、保育士、臨床検査技師、診療放射線技師などの資格免許公務員です。

そして3つめは、土木、建築、電気、機械、化学、農業、水産、林業などの技術職です。

ちなみに、技術系の枠はとても少なく、事務職になる人が多いでしょう。

「上級」をもっと詳しく

上級は大卒程度の試験で、比較的難しいです。

具体的には、国家公務員の一般職と同じレベルと言われています。

また、教養試験だけでなく専門試験まである場合が多いでしょう。

そのため独学をするか、もしくは予備校に通ったりして対策をする必要があります。

ちなみに、上級の地方公務員の試験は21歳から30歳くらいまでの人が受けることができます。

そして、大卒の人は上級の試験しか受けられないことがほとんどです。

 

そんな上級の地方公務員は、その自治体の幹部候補の一人になることができます。

ちなみに、上級の地方公務員は人数が少ないイメージもありますが、地方公務員の5割から7割程度は上級公務員です。

 

そして、上級公務員は中級や初級の公務員と違う業務を行っているイメージが強いですが、特に若いうちは同じ仕事を行います。

なぜなら、あらゆる仕事を経験しないと幹部にはなれないからです。

そのため、窓口業務も行います。

ですが、政策企画や立案に関わる機会もあるでしょう。

 

また、3年程度で様々な部局を移動しながら様々なことを経験し、ゼネラリストとしての能力を高めていきます。

そして、初級や中級の地方公務員では基本的に上がれないところまで昇進することができます。

特に40代後半からは給与や役職に大きな差がでてきます。

スポンサードリンク

まとめ

以上、この記事では、「初級」と「中級」と「上級」の違いについて解説しました。

  • 初級:高卒程度の難易度の試験で、比較的簡単
  • 中級:短大卒程度の難易度の試験で、難易度は初級と上級の中間
  • 上級:大卒程度の試験で、比較的難しい

地方公務員の「初級」と「中級」と「上級」は高卒が対象か、短大卒が対象か、大卒が対象かでわけられているわけではないんですね。

地方公務員の試験を受ける時には、自分にあったものを選んでいきたいですね。

スポンサードリンク