四字熟語「手練手管(てれんてくだ)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「手練手管(てれんてくだ)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「手練手管」の意味をスッキリ理解!

手練手管(てれんてくだ):思うままに人をだますこと

「手練手管」の意味を詳しく


「手練手管」とは、「思うままに人をだますこと」を意味する四字熟語です。

「手練(てれん)」という言葉の意味を強めたものです。

「手練」も「手管」も、ともに人をだます巧みな手際(てぎわ)という意味を持ちます。

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「手練手管」の使い方

  1. 彼女に好かれるために、手練手管を尽くした。
  2. 手練手管を使い、彼をだまそうとした。
  3. A子さんの手練手管にだまされて、怪しい商品を買ってしまった。
  4. Cくんは、Bさんの手練手管に翻弄(ほんろう)されている。
「手練手管を尽くす」「手練手管を使う」「手練手管に〜する・される」など、「手練手管」はさまざまな形で使うことができます。

場面によって使い分けできるようにしましょう。

「手練手管」の由来

「手練手管」とは、遊郭(ゆうかく)の「さと言葉」から起こった言葉です。「さと言葉」とは、現代で言う業界用語のことです。

遊郭とは、宿場(しゅくば)などで歌舞(うたまい)をし、寝所(しんじょ)で客の相手をする遊女(ゆうじょ)が集まる一定の地域のことを意味します。江戸時代から明治時代にかけて形成されました。

そのような遊郭で、遊女が客の気を引き、意のままに操(あやつ)るテクニックのことを「手練手管」と呼びました。

そこから派生して、現在では人をだますテクニックなどの意味で使われるようになりました。

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「手練手管」の類義語

「手練手管」には以下のような類義語があります。

  • 譎詐百端(けっさひゃくたん):さまざまに人を欺(あざむ)くこと
  • 権謀術数(けんぼうじゅっすう):巧みに人を欺く策略のこと
  • 権謀術策(けんぼうじゅっさく):人を騙し貶(おとし)める策略のこと
  • 虚々実々(きょきょじつじつ):戦いなどの時、相手に対して、さまざまな計略(けいりゃく)や手段を尽くすこと

「手練手管」の英語訳

「手練手管」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • the art of coaxing
    (手練手管)
  • use one’s wiles
    (手練手管を使う)
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まとめ

以上、この記事では「手練手管」について解説しました。

読み方 手練手管(てれんてくだ)
意味 思うままに人をだますこと
由来 かつての遊郭での「さと用語」から
類義語 譎詐百端、虚々実々、権謀術数など
英語訳 the art of coaxing(手練手管)

「手練手管」は、人を騙すというマイナスな意味をもつ四字熟語です。しかし、恋愛におけるテクニックを「手練手管」と呼ぶこともあります。

恋愛において「手練手管」を使う場合は、相手に好きになってもらうための手段なので、そこまでマイナスな意味はない場合もあるかもしれません。

状況に応じて適切に、四字熟語「手練手管」の使い方ができるように心がけましょう。

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