「テレコ」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「テレコ」です。

「テレコ」の意味・使い方・語源・類義語・対義語についてわかりやすく解説します。

「テレコ」の意味をスッキリ理解!

テレコ:入れ違い、あべこべ

「テレコ」の意味を詳しく

「テレコ」は「入れ違い」「あべこべ」が主な意味のカタカナ語です。「入れ違い」の意味に関してはたとえば、話の食い違いなどがあげられます。電話で待ち合わせ場所を勘違いしてしまったり、話している内容が合っていなかったり、さまざまな「テレコ」の具体的な場面があります。

もう一方の「あべこべ」とは、「順番や位置がひっくり返っていること」です。たとえば、イベントで催し物の順序が逆になっていたり、置物の位置がひっくり返っていたりすることです。

また、テレビ用語では「ひとつおき」という意味で使います。たとえば、毎週同じ番組を放送するのではなく1週ごとに違う番組を交互に放送することです。CMを変わりばんこに放送することも「テレコ」です。

「テレコ」の使い方

  1. 資料のA面とB面がテレコになっている。
  2. シャツがテレコになっているのに気がつかなった。
  3. この番組はテレコ提供で放送している。

「テレコ」を使用するのは、ビジネスや日常問わずに裏表や矛盾を感じた時です。

①の例文はビジネスに関してで、「A面とB面が逆になっている」ということを言っています。その他にも「送付先をテレコにする」など幅広くビジネスでも使います。

 

②の例文は主に関西の方言として使います。「シャツがテレコ」とは「シャツの裏表が逆」という意味です。その他に「てれこな話やなあ」という関西弁は「噛み合わない話」となります。

③の例文はテレビ用語です。「同じ1社の広告主が1日置きに番組を提供すること」を「テレコ提供」と言います。

「テレコ」の語源

「テレコ」の語源は歌舞伎です。歌舞伎にはストーリーがあります。複数のストーリーを一幕ずつ交互に演じることを「テレコ」と呼んでいました。ちなみに「てれこ」は「手を入れて交互に」というフレーズが略されてできたと言われています。

また、同様にそれが変化して近畿地方で「互いに入れ違う」という方言で使うようになりました。

「テレコ」の類義語

「テレコ」には以下のような類義語があります。

ニアミス

「ニアミス」とは「惜しい」という意味のカタカナ語です。特にすれ違いや入れ違いが発生した時に使います。たとえば、同じ場所にいたのに出会わなかった場合など惜しい場面です。

「裏表が逆」という意味はありませんが、「すれ違い」という意味合いでは似ています。

「ニアミス」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

2020年4月21日

ミスコミュニケーション

「ミスコミュニケーション」は「やりとりに誤りがある」という意味のカタカナ語です。よく「意思疎通を取ること」を「コミュニケーションを取る」と言います。

それに「誤った」という意味の「ミス」が付いて「ミスコミュニケーション」という言葉になりました。「話の食い違い」などについて使います。

「テレコ」の対義語

「テレコ」には以下のような対義語があります。

以心伝心

「以心伝心」は「お互いの心と心が通じ合う」という意味の四字熟語です。特に言葉を交わさなくても、相手の思っていることが分かる状態を言います。

パーフェクト

「パーフェクト」は「完璧」という意味のカタカナ語です。「テレコ」な状況だと何かしらのミスが発生した状態です。そのミスが発生していない状況を「パーフェクト」と言います。

まとめ

以上、この記事では「テレコ」について解説しました。

英語表記テレコ
意味入れ違い、あべこべ
語源歌舞伎用語の「手を入れて交互に」
類義語ニアミス、ミスコミュニケーションなど
対義語以心伝心、パーフェクトなど

 

ぜひ、この記事を参考にして「テレコ」の意味や使い方を覚えましょう。