ことわざ「手に汗を握る(てにあせをにぎる)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「手に汗を握る(てにあせをにぎる)」です。

言葉の意味・使い方・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「手に汗を握る」の意味をスッキリ理解!

手に汗を握る(てにあせをにぎる):緊張したり興奮したりしながら、見聞している物事の成り行きを見守ること

「手に汗を握る」の意味を詳しく

「手に汗を握る」とは、物事を見聞きする観客などが、緊張したり興奮したりしているときに使用される言葉です。「手に汗を握る試合」などが一例です。また、「を」が省略され、「手に汗握る」とも言われます。

緊張したり興奮したりして、手を固く握ったことにより汗をかくことを表す言葉ですが、多くはその物事の成り行きを後に語るときに使用されます。そのため、実際に汗をかいていない場合でも比喩的に使用されます。

漫画や映画などのキャッチコピーでもよく見かける言葉です。

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「手に汗を握る」の使い方

  1. その試合は、最後までどちらが勝つかわからない、手に汗を握る戦いだった。
  2. 話題の映画は迫力満点で、観客の誰もが手に汗を握った
  3. 彼の話はあまりにもスリリングで、私は手に汗を握らざるを得なかった。

①の例文のように、「手に汗を握る」という言葉の後には、「戦い」「熱戦」「勝負」などといった言葉がつくことが多いです。

また、どの例文からもわかるように、「手に汗を握る」という言葉は、試合などの当事者より、それを見聞きしている観客などが緊張したり興奮したりしている様子を表します。そのため、形容される対象は主に「試合」「映画」「話」など、第三者が見聞きできる物事に限定されます。

①の例文では「どちらが勝つかわからない」というように、勝敗という結果が前提となっています。②や③の例文についても、映画や話の結末が予測できないという緊張感が「手に汗を握る」シチュエーションを作っています。

このように、1つの物事の結末を見届ける過程において、「どちらが勝つかわからない」「主人公がどうなってしまうのか見当もつかない」などといった感情が、「手に汗を握る」という言葉に繋がるのです。

「手に汗を握る」の英語訳

手に汗を握るを英語に訳すと、次のような表現になります。

  • breathtaking
    (息を飲むような)
  • get nervous
    (緊張する)
  • on the edge of one’s seat
    (席のへりで)

「手に汗を握る試合」など、「手に汗を握る〇〇」と表現したい場合は、単に”breathtaking”や”thrilling”(スリル満点の)などといった形容詞を使用すればよいです。驚きが強い場合は”breathtaking”と表し、スリリングな場合はthrilling”を使用するとより正確です。

一方で、内容の形容ではなく、「手に汗を握った」というように、その人が緊張したり興奮したりすること自体を表現したいときには”get nervous”や”get excited”(興奮する)などと表現するのが適切です。

“on the edge of one’s seat”は、観客が席から身を乗り出すほど興奮しているという様子を伝えます。試合の行われているスタジアムや映画館などで観戦・鑑賞している場合に使用できる表現です。

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まとめ

以上、この記事では「手に汗を握る」について解説しました。

読み方手に汗を握る(てにあせをにぎる)
意味緊張したり興奮したりしながら、見聞している物事の成り行きを見守ること
英語訳breathtaking(息を飲むような)

白熱した試合や面白い映画を観たとき、思わず拳を固く握りしめて「手に汗を握る」体験をしたことのある人も多いでしょう。

言葉にならないような緊張感や興奮を誰かに伝えるとき、ぜひ、「手に汗を握る」という言葉を使用してみてください。

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