タバコにつきもの!「タール」と「ニコチン」の違い

違いのギモン

タバコは昔は吸っているとかっこいいというイメージがありましたが、現在では健康に悪いというイメージが強いですよね。

そして、タバコに含まれている有害物質の代表格としてあげられるのが「タール」や「ニコチン」です。

これらの物質にはなんとなく良くないものというイメージがありますが、実際に何が悪いのか、知っている人は少ないと思います。

そこで、今回は「タール」と「ニコチン」の違いについて解説していきたいと思います。

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結論:違う物質

「タール」と「ニコチン」は違う物質です。

まず、「タール」は有害物質が熱分解されることで発生する黒褐色の液体です。

一方、「ニコチン」は揮発性がある無色の油状の液体です。

「タール」をもっと詳しく

タールは有害物質が熱分解されることで発生する黒褐色の液体です。

よりわかりやすいように言うならば、タバコを吸った時にフィルターや歯などを茶色くする粘着質な物体がタールです。そして、タールは俗に「ヤニ」と呼ばれます。

タールには主にニコチンを肺まで行き届かせる役割があります。

 

しかし、タールには数百種類の発がん性物質が含まれています。そして、タールがあるおかげで、タバコを吸っているとがんリスクが高まると言われています。

なぜなら、タールには人間の細胞に吸着してしまう性質があり、これにより老廃物として排出されないまま体内にとどまってしまい、これががんの原因になるからです。

そして、タールによりリスクが高まるがんとしては肺がんが一番有名ですが、そのほかにも咽頭(いんとう)がんや膀胱(ぼうこう)がんなどがあげられます。

 

また、そのほかにもタールは人間の健康状態に大きな影響を与えてしまう可能性があります。

例えば、タールは粘着性が強いので、のどや気道などに滞在し続けてしまう場合があり、これが肺や呼吸器にダメージを与えてしまうのです。

そして、これが慢性的になって悪化してしまうと呼吸困難など重いトラブルを招いてしまう可能性があります。

 

また、女性が妊娠中に喫煙をしていたり、受動喫煙を頻繁に受けていたりすると、赤ちゃんに悪影響が出てしまう場合もあります。

妊娠中の人は自分の呼吸のためだけでなく、赤ちゃんが呼吸するためにもたくさんの酸素を取り込む必要があります。

しかし、タールには肺機能を低下させてしまう作用があるため、タバコを吸っている人のおなかの中にいる赤ちゃんは十分な量の酸素を補給できない可能性があるのです。

これにより、赤ちゃんにさまざまな影響がでてしまう場合があります。

 

そのほかにも、タールは粘着性が高いので、歯についたヤニをとるのはそんなに簡単ではなく、普通の歯磨き粉などではとることができません。

そのため、ヤニをとるためには少し値が張るホワイトニング用歯磨きなどを使わなければなりません。

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「ニコチン」をもっと詳しく

ニコチンは揮発性がある無色の油状の液体です。

ニコチンには発がん性物質は含まれてませんが、強い依存性があります。

その依存性は違法薬物でいったん始めたらもうやめられないというイメージが強いコカインやヘロインと同じくらい強いと言われています。

そして、ニコチンが切れるとイライラしてしまい、それはタバコを吸うことでニコチンを補給するまで収まることはありません。

そのため、タバコをやめることができない主な原因はニコチンだと言われています。

 

また、これはあまり知られていませんが、ニコチンは神経系に対する毒性が非常に強い猛毒です。

そのため、ニコチンを摂取すると中枢神経が興奮し、血管が収縮し、心拍量が増加し、抑制作用が働きます。

これらの作用は慢性的な心拍数の上昇や動脈硬化などにつながります。

まとめ

以上、この記事では、「タール」と「ニコチン」の違いについて解説しました。

  • タール:有害物質が熱分解されることで発生する黒褐色の液体
  • ニコチン:揮発性がある無色の油状の液体

タバコは吸っていると気持ちいいですが、このような害があったんですね。吸う場合には周りの人には迷惑をかけたくないものです。

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