「大成(たいせい)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「大成(たいせい)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「大成」の意味をスッキリ理解!

大成(たいせい):大きな業績などを成し遂げること、完全にやり遂げること、さまざまな資料を集めて秩序立てること

「大成」の意味を詳しく

「大成」とは、大きな業績などを成し遂げることです。また、完全にやり遂げることという意味や、さまざまな資料を集め、秩序立てることという意味もあります。

「大」という字には「おおきい」という意味のほかに「すぐれた」「りっぱな」という意味があります。

また、「成」という字には「なす」「なしとげる」という意味があります。

これらの意味が組み合わさり、「りっぱなことをなしとげる」という意味になるのです。

「大成」の使い方

  1. 彼は、会社の一大プロジェクトを大成させた。
  2. 彼女は、研究者として大成した。

上記の例文のように、「大成」はなにか大きな物事が終わった場面で使われることが多いです。

①の例文では、「会社の一大プロジェクト」を成功に終わらせたことに対して「大成」という言葉が使われています。

また、②の例文では、「彼女」が研究者として業績を残し、権威ある立場に成長したことを「大成」と表現しています。

「大成」の類義語

大成には以下のような類義語があります。

  • 達成:事前に立てた目標を成し遂げること
  • 成就(じょうじゅ):なにかを成し遂げたり、願い事を叶えること

「達成」とは、事前に立てた目標や基準に対し、それを上回る結果を得た場合に使う言葉です。

「前跳び100回達成」「売り上げ100万部達成」など、あらかじめ決めていた一定の数値を超えた、というニュアンスになります。

一方、「成就」は「学業成就」など、「願いを叶える」というニュアンスの強い言葉です。ただし、他力本願である場合に限らず、自力で物事を成し遂げる場合にも使うことができます。

「大成」の対義語

大成には以下のような対義語があります。

  • 小成(しょうせい):わずかなことを成し遂げること

「大成」がなにか立派なことを成し遂げたり、すぐれた業績を上げた場合に使う言葉であるのに対し、「小成」は成し遂げたものの規模がごくわずかである場合に使います。

「大成」の対義語にはなりますが、「小成」は「小さな成功」であり、「失敗」だというわけではないので、注意しましょう。

「大成」の英語訳

大成を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • emphatic success
    (大成功)
  • be crowned with success
    (大成する)

successは「成功」という意味の英単語です。また、emphaticは「勢いのある」「際立った」という意味も英単語です。

これらが組み合わさり、「大成功」という意味になります。

この場合、「大きな成功」というニュアンスは表現できますが、「なにか決まったものを達成した」「成し遂げた」というニュアンスからは少し遠くなるので気をつけましょう。

 

“be crowned with success” は、「大成する」という意味の英語表現です。

crownedの名詞形は王冠を意味するcrownであり、crowndは直訳すると「王冠をいただく」という意味になります。

これにsuccessという言葉が連なることにより、「王冠をいただくような成功をする」、つまり「大成する」という意味になるのです。

まとめ

以上、この記事では「大成」について解説しました。

読み方大成(たいせい)
意味大きな業績などを成し遂げること、完全にやり遂げること、さまざまな資料を集めて秩序立てること
類義語達成、成就
対義語小成
英語訳emphatic success(大成功)

「大成」は、さまざまなニュアンスを持つ言葉ではありますが、根本的な意味は難しくありません。正しく覚えて使っていきましょう。