「体系的(たいけいてき)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「体系的(たいけいてき)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「体系的」の意味をスッキリ理解!

体系的(たいけいてき):個々の物事が一つの理論的な秩序やまとまりの中に組み込まれているさま

「体系的」の意味を詳しく

「体系的」とは、個々の物事が一つの理論的な秩序やまとまりの中に組み込まれているさまを意味します。

「体系」は、まとめられたもの全体という意味であり、「体系的」というと組織立っている様子・秩序が認められている様子を指します。

そのため、「体系的な組織」のように、会社や組織について話をする際によく用いられます。

また、「体系的に学ぶ」「体系的な学習」のように、効率的な勉強の仕方が語られるときにも頻繁に用いられます。「体系的に学ぶ」とは、勉強する目的を定めたら、一つの視点にとらわれず、順序立てて総合的に学ぶことを意味します。

 

「体系的」が組織立ってまとまった状態を表しているのに対し、「体系化」は個々の要素をある一定のルールをもとに関連づけて、大きな一つのまとまりへと仕上げていく変化のことを言います。

「体系化された理論」「ノウハウを体系化する」というように、秩序だっていなかったものをまとめていく過程を表現したい時に使われることが多く、それぞれ細かな意味の違いがあるため注意しましょう。

「体系的」の使い方

  1. 英語力を伸ばすには体系的な学習をするのが一番だ。
  2. このレポートはわかりにくいので、体系的にまとめ直しましょう。

①の「体系的な学習」というのは、学ぶべきことを順序立てて、きっちりと網羅していく学びのことを言います。ゲリラ的にあれこれ学んでいくのは「体系的」ではありません。あらかじめカリキュラムを決めて、教科書を使って、一章ずつ計画的に進めていくような学習が「体系的な学習」です。

「体系的」に学習することで、漏れが少なく、総合的に学ぶことができます。

②の「体系的にまとめる」とは、個々の要素を一定のルールに従ってまとめることを指します。同じ種類のものは一つのグループにまとめたり、組織的に編成したりすることで物事をよりわかりやすくすることができます。

「体系的」の類義語

「体系的」には以下のような類義語があります。

  • 系統的(けいとうてき):順序だって統一されているさま
  • 組織的(そしきてき):一定の秩序や体系をもって全体が構成されているさま

「体系的」の対義語

「体系的」には以下のような対義語があります。

  • 個別的(こべつてき):いくつかのものがそれぞれ他と関係なく別に存在しているさま
  • 分散的(ぶんさんてき):物事がばらばらに別れ散るさま

「体系的」の英語訳

「体系的」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • systematic
    (系統的・組織的・体系的)

例文
I want to learn systematically, not here and there.
(虫食いではなく、体系的に学びたい)

まとめ

以上、この記事では「体系的」について解説しました。

読み方体系的(たいけいてき)
意味一つの物事が理論的な秩序やまとまりの中に組み込まれているさま
類義語系統的、組織的 など
対義語個別的、分散的 など
英語訳systematic(系統的・組織的・体系的)

「体系的」とは、一つの物事が理論的な秩序やまとまりの中に組み込まれているさまを意味していることがわかりました。

「体系的」というと、きっちりと整理され、順序立てられ、まとまっている様子が伝わります。

システム化されているものや、秩序立てられているものを表現する時に用いる言葉として、正しい使い方を理解しておきましょう。