「体幹トレーニング」と「筋トレ」の違いとは?トレーニング方法も解説

違いのギモン

室内で行うトレーニングならば、天候に左右されることがないのでいつでも行えます。このことから気軽に始められて、長く続けている人も多いです。また、トレーニングにも様々な種類があります。

例えば「体幹トレーニング」や「筋トレ」といったものがあります。これらは名前は似ていますが、違いがあります。そこで、この記事では、「体幹トレーニング」と「筋トレ」の違いを解説します。

結論:重点的に鍛える部位が違う

「体幹トレーニング」とは体幹という場所を重点的に鍛えることに焦点を当てたトレーニングのことです。

一方の「筋トレ」は筋肉に関するトレーニングの総称であり、特定の筋肉を鍛えることを指しているのではありません。

「体幹トレーニング」をもっと詳しく

「体幹トレーニング」とは体幹を主に鍛えますが、体幹とは身体の一番重要な部分であり、それを支える周りの筋肉のことを指します。具体的には胸筋や腹筋、背筋などがそれにあたります。

これらがしっかりしていないと、きちんとした姿勢もキープできないほど重要な筋肉です。

 

具体的なトレーニング方法としては、有名なものでは腕立て伏せが挙げられます。腕立て伏せは、腕の筋肉を鍛えるだけではなく胸筋や背中までも鍛えてくれるため体幹を鍛えるトレーニングとしては実に効果的です。

また、フロントブリッジと呼ばれるトレーニングも、効果的な「体幹トレーニング」の1つです。これは腕立て伏せの状態から、匍匐前進の状態になり、足のつま先と手の両肘だけで身体を支える動作です。腹筋や背筋などとても負荷がかかり効果的に鍛えることができます。

「筋トレ」をもっと詳しく

一方の「筋トレ」は筋肉トレーニングの全般的なことなので、先ほど紹介した「体幹トレーニング」は「筋トレ」の一部であると言えます。「筋トレ」の種類はとても豊富で、鍛えられる部位が様々なのです。

例えば先ほどの腕立て伏せ以外にも、下半身を鍛えるスクワットや上半身の腕力を鍛えるベンチプレスがあります。さらに有酸素運動としてジョギングなどがあります。このように、「筋トレ」はすべての筋肉を対象として行われるため、様々なトレーニング方法があるのです。

まとめ

以上、この記事では、「体幹トレーニング」と「筋トレ」の違いについて解説しました。

  • 体幹トレーニング:腹筋や背筋など体幹部分を鍛えるトレーニング
  • 筋トレ:筋肉のトレーニングの総称で、様々なトレーニング方法がある

「体幹トレーニング」と「筋トレ」の違いが分かると自分が行うべきトレーニングは何なのか、鍛えたい部位はどこなのか理解しやすいです。ジムに加入するときのヒントになりますよ。