「終息(しゅうそく)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「終息(しゅうそく)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「終息」の意味をスッキリ理解!

終息(しゅうそく):混乱した状態が完全に終わっておさまること

「終息」の意味を詳しく

終息は、混乱した事態がすっかり終わり、事態が完全に集結することを意味する言葉です。

簡単に言うと「やむこと。絶えること。終わること」を指す言葉です。

世界を揺るがすような大きな戦争やひとつの時代が終わったときや感染症などの蔓延(まんえん)が終わり感染の恐れがなくなった際に用いられます。

「終息」の「終」は字の通り「終わる」という意味をあらわします。「息」は、呼吸をすることだけでなく「休む」「終わる」という意味を持っています。似た意味の漢字を組み合わせることで「完全に物事が終わる」という強い意味を指します。

「収束」との違い

「終息」には同じ読み方をしますが、漢字と意味が異なる「収束」という言葉があります。

  • 収束:物事におさまりがつくこと。

「収束」は、分裂していたものや混乱していたことがまとまっておさまることを指します。「終息」と違って完全に終わるという場面ではなく、一定の状況に落ち着く場合に用います。

  • 収束する
  • 収束を図る
  • 収束に向かう
  • 収束をつける

などの言い回しがあります。

「収」は「取りまとめる。まとまる」を意味を持ち、「束」は「引き締めて一つにまとめる」という意味合いがあり、両方が組み合わさることで「一旦落ち着く様子・まとまる」といった意味を強調する熟語になっています。

「終息」と似た言葉として知られ、同じ意味合いのように感じますが使い方は大きく異なり、意味も違ってくるので注意して使っていきましょう。

「終息」の使い方

「終息」は、以下のように使われます。

  1. 長く続いた内戦が終息を迎えた。
  2. ヒトラーの独裁政治が終息する。
  3. 世間を騒がせた事件が終息する。

①、②、③の例文は、状況・状態・物事など対象は違いますが、どれも続いていた物事が完全に終わることやその先に続くことがなく終了した場合に使用されています。

「終息」の類義語

「終息」には以下のような類義語があります。

  • 完結:しめくくりがついて、すべてが終わること
  • 終止:結末をつけること・ピリオドを打つこと
  • 完了:すべてが完全に終わること

「完結」は、続いていたものがすっかり終わってまとまることで、
連続ドラマや物語が終わる際にもちいられる表現です。

「終止」は、音楽用語で音楽の段落の終わりを指し楽曲や楽章などに使われます。

「完了」は、日常のあらゆる場面で使用され「仕上がる」という認識が一般的ですが、
「これ以上何もする必要がないところまで仕上げる」「しなければいけないことを、終わりまでやり遂げる」という意味も持っています。

「終息」の英語訳

「終息」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • end(最後、末期)
    例:“I was moved by the end of this novel”(この小説の結末に感動した)
  • stop(止める、中断する)
    例:“Dose the train stop at the third floor?”(その列車は次の駅で止まりますか?)
  • terminate(終わる)
    例:“The heroine’s death terminates the story.”(ヒロインの死でその物語は終わる)

まとめ

以上、この記事では「終息」について解説しました。

読み方終息(しゅうそく)
意味混乱した事態がすっかり終わり、事態が完全に集結すること
類義語完結、終止、完了など
英語訳terminate(終わること)
end(最後、末期)
stop(止める、中断する)

「終息」物事が終わる一つの区切りや大切な場面で使われることが多いため、覚えておくといいでしょう。

「終息」正しく理解し、正しい意味でしっかりと使いこなせるようにしましょう。