「嘱望(しょくぼう)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語「嘱望(しょくぼう)」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・対義語・英語訳について分かりやすく解説します。

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「嘱望」の意味をスッキリ理解!

嘱望(しょくぼう):将来にかけての成功や成長にのぞみをかけること

「嘱望」の意味を詳しく

「嘱望」は、将来にかけての成功や成長に、のぞみをかけることを表す熟語です。ある人の未来に期待する場面で使用します。

「嘱望」の対象になるのは、将来的に活躍が期待される、優秀で若い人であることが多いです。

通常「しょくぼう」と読みますが、「しょくもう」と読むこともあります。「属望」と書く場合もあります。

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「嘱望」の使い方

  1. 入社直後の試験で圧倒的な好成績をたたきだした彼女は、将来を嘱望されていた。
  2. 14歳にして卓球の全日本選手権を制した彼は、前途を嘱望された。
  3. 幼少期から短距離走の大会で活躍してきた彼は、周囲から未来を嘱望された。
  4. 将来の首相候補として嘱望される若手政治家K氏は、環境大臣に就任した。

例文では、将来の活躍が期待されている人に関し、「嘱望」と表現しています。

例文➀のように、「将来」という言葉とセットで使うことが多いです。

「嘱望」の語源

「嘱」という字は「嘱(たの)む」と読むこともできます。「ゆだねる」「望みをかける」という意味があります。

一方、「望」という字には、「将来を期待する」という意味があります。「希望」「失望」といった熟語も、この意味合いが色濃くでています。

「嘱」「望」それぞれの意味合いが重なり、「将来にかけての成功や成長にのぞみをかけること」を表すようになりました。

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「嘱望」の類義語

「嘱望」には以下のような類義語があります。

  • 期待:よい結果になる見こみをたて、待ち望むこと
  • 有望視:将来にのぞみがあると見なすこと
  • 注目株:活躍や成長が期待される人や物事のこと

「期待」は、「よい結果になる見こみをたて、待ち望むこと」を表します。「嘱望」よりも、「期待」の方が抽象的で、幅広い意味であるといえます。

「嘱望」の対義語

「嘱望」には以下のような対義語があります。

  • 失望:期待がはずれ、がっかりしたことで、希望を持てなくなること
  • 悲観:悪い結果を予期し、失望すること
  • 絶望:希望を失い、のぞみを持てないこと

「失望」「悲観」「絶望」は、状況が好転することを期待できない様子を表します。「将来にかけての成功や成長にのぞみをかける」という意味の「嘱望」の対義語であるといえます。

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「嘱望」の英語訳

「嘱望」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • high hopes for success
    (成功への高い期待)
  • promising
    (前途有望な)

“He is said to be a promising actor.”という英文で、「彼は前途有望な俳優であると言われている」という意味になります。そのため、「彼は未来を嘱望される俳優だ」と訳すことができます。

また、 “fasten one’s hopes on A”という英文で、「Aを嘱望する」という意味になります。 “fasten”は「向ける、集中させる」、 “hope”は「希望、のぞみ」と訳すことができます。

まとめ

以上、この記事では「嘱望」について解説しました。

読み方嘱望(しょくぼう)
意味将来にかけての成功や成長にのぞみをかけること
語源「嘱」の「望みをかける」、「望」の「将来を期待する」という意味から
類義語期待、有望視、注目株など
対義語失望、悲観、絶望など
英語訳high hopes for success(成功への高い期待)

政治・スポーツ・学問・音楽・作家など、あらゆる分野で将来を嘱望される人はいます。そのため、新聞記事などでも、「嘱望」という表現は頻繁にでてきます。

一般常識として、意味をおさえておきましょう。

間違えることが多いのが、読み方です。「ぞくぼう」ではなく「しょくぼう」と読むのが正しいので、注意が必要です。

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