「シノプシス」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「シノプシス」です。

「シノプシス」の意味、使い方、語源、類義語、「プロット」との違いについてわかりやすく解説します。

「シノプシス」の意味をスッキリ理解!

シノプシス(synopsis):映画や小説、論文などのあらすじ、概要

「シノプシス」の意味を詳しく

「シノプシス」とは、映画や小説、論文などのあらすじ、概要のことです。ここでいう「あらすじ」は導入部だけではなく結論まで含めた内容のものです。

簡単に言い換えれば、「ストーリーをざっくりと簡潔にまとめたもの」となります。

耳慣れない言葉かもしれませんが、テレビ業界や演劇などではよく使われています。

「シノプシス」の使い方

  1. 次の話のシノプシスだけでも先に欲しいのだけど。
  2. その計画のシノプシスを転送してくれ、部長に提案してみる。
  3. 明日観る映画の前作は観ていないから、シノプシスを載せているサイトがあればチェックしておこうかな。

上の例文のように、計画や映画などの創作物のあらすじを「シノプシス」と表現します。

①の「シノプシス」は「次の話のあらすじ」を指しています。

②の「シノプシス」は「計画の概要」を指しています。ビジネスの場でも使われる可能性があります。

③の「シノプシス」は「映画のあらすじ、ネタバレ」を指しています。

「シノプシス」の語源

シノプシスの語源は英語の “synopsis” です。

英語の“synopsis”の意味を以下にまとめました。

  • 映画や小説、論文などの概要
  • 大意
  • 一覧(表)
カタカナ語として使われている意味とほとんど同じです。

「シノプシス」の類義語

シノプシスには以下のような類義語があります。

  • プロット
    物語の筋や概要のこと。シノプシスより物語の設計図のような意味合いが強く、事実だけで構成されます。別の意味で「統計などで、データを図表上に示すこと」を指します。
  • ストーリーライン
    ストーリーの展開や筋のこと。プロットとほとんど同じ意味を持ちます。
  • シナリオ
    脚本と同じ意味です。物語の流れに沿って細かいところまで書かれています。

「シノプシス」と「プロット」の違いを詳しく

「シノプシス」と「プロット」はどちらも「概要」とまとめることができますが、実際には別のものです。

「プロット」は「シノプシス」の元となる設計図のようなはたらきをします。

以下に、あるストーリーを「シノプシス」と「プロット」で表記しました。

 

シノプシス
高校二年生の春、壮絶(そうぜつ)ないじめを受けていたダイキのもとに一本の電話がかかってくる。それ以来たびたび電話がかかってきては、短い世間話をしていた。

何度かのやり取りの後に、公園で会う約束が交わされた。当日、公園にいたのは同じクラスの優等生マユミだった。

プロット
ダイキは高校二年生で、いじめを受けていた。ある日、ダイキに一本の電話がかかってきた。電話をかけてきた相手と短い世間話をして以来、たびたび電話がかかってくるようになった。

その相手と公園で会う約束をした。当日公園に向かうと、同じクラスの優等生マユミがいた。

「シノプシス」は「プロット」より文学的にまとめている場合が多いです。

「プロット」は「シノプシス」に比べて事実に基づいた情報が明確に記されていることが特徴です。

まとめ

以上、この記事では「シノプシス」について解説しました。

英語表記シノプシス(synopsis)
意味映画や小説、論文などのあらすじ、概要
語源英語の “synopsis”
類義語プロット、ストーリーライン、シナリオ
「シノプシス」と「プロット」の違い5W1Hなどの情報が明確に記されているものが「プロット」

「シノプシス」はテレビなどの業界用語でありながら、ビジネスの場でも使用される言葉です。この記事を読んで「シノプシス」の使い方を理解しましょう。