20秒で分かる!「夏季」と「夏期」の違い

違いのギモン

「かき」という言葉には、様々な意味があります。牡蠣、柿、火器、火気、そして「夏季」と「夏期」。それぞれの意味は調べれば明白ですが、「夏季」と「夏期」の意味は非常によく似ており、分かりにくいと思います。

しかしこの両者は、「夏季熱海海上花火大会(かきあたみかいじょうはなびたいかい)」「夏期講習」のように日常生活の中で使い分けられているため、一般常識として正確に理解しておく必要があります。

今回は、なかなか分からない「夏季」と「夏期」の違いを解説していきます。夏が好きな人は必見です。

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結論:「夏季」は季節重視。「夏期」は事務的な期間重視。

違いは、季節としての夏を重視するか否かです。

「夏季」とは、夏の季節のことです。

「夏期」とは、夏の時期のことです。

「夏季」をもっと詳しく


「夏季」の「季」という漢字は、季節・季語といった言葉に使用されるように、季節というニュアンスが強くあります。そのため、「夏季」は、夏の季節という意味になります。

夏だからこそするようなことには、春・夏・秋・冬の四季の1つという意味が強調されるため、「夏季」をつかいます。

 

「かききゅうか」については、使う場面によって「夏季休暇」と「夏期休暇」の両方を使用することができます。例えば「暑くて勉強に集中できない」という理由の休暇は「夏季休暇」となり、とった一定期間の休みが偶然夏だった場合は「夏期休暇」になります。

しかし、テレビや法律の条文では「夏季休暇」という表記に統一されています。

「夏季」の使い方の例

  • 夏季熱海海上花火大会
    →花火は夏の風物詩であり、季節としての夏が強調されるため「夏季」と表記します。
  • 夏季オリンピック
    →夏という季節に合った競技が行われるため「夏季」と表記します。
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「夏期」をもっと詳しく


「夏期」の「期」という漢字には、「あらかじめ決めた一区切りの期間、ある時点からある時点までの間」という意味があります。そのため「夏期」には「夏の一定期間、夏の時期」というニュアンスになります。

季節としての「夏」とは関係なしに、一定の間隔をもって繰り返される出来事に「夏期」を使います。事務的な夏の時期の一定期間を表します。

「夏期」の使い方の例

  • 夏期ドラマ
    →ドラマは春・夏・秋・冬のいつでもやっています。季節としての夏はあまり関係ありません。
  • 夏期講習
    →夏期ドラマ同様に、夏という季節を重視したものではないため、「夏期」を使います。

まとめ

以上、この記事では、「夏季」と「夏期」の違いについて解説しました。

  • 夏季:夏の季節
  • 夏期:夏の時期

このように「夏季」と「夏期」には、季節を重視するか否か、という違いがあります。混同して使ったとしても意味は通じると思いますが、読んだ人は違和感を覚えてしまうかもしれません。しっかりと違いを押さえておきましょう。

一方で、「かききゅうか」にように、使い分けが難しい場合もあります。そのような場合は、法律やテレビにならい「夏季休暇」と統一してしまってもいいかもしれません。

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