「吹奏楽」と「オーケストラ」の違いとは?ブラスバンドまで解説

違いのギモン

地域の演奏会に出ていたブラスバンドや、自身が学生時代に教室から聞こえてきた吹奏楽部の音など「吹奏楽」はなんとなく聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

一方で、「オーケストラ」とはどのような接点がありますか。結婚式の入場時の曲、おしゃれな昔ながらの喫茶店に入ったときにかかっていたCD、他にもあるかもしれませんが、私たち日本人にとっては、少し敷居の高いイメージがあるのではないでしょうか。

今回は吹奏楽とオーケストラの違いについてご紹介します。

結論:「吹奏楽」と「オーケストラ」の違いは編成の違い!

オーケストラは弦楽器、管楽器、打楽器で構成されるのに対して吹奏楽は管楽器、打楽器で構成されます。

つまり、吹奏楽には基本的には弦楽器が存在しないので、「弦楽器があるかないか」で見分けることができます。

しかし、この基本体制の例外として、吹奏楽には弦楽器である「コントラバス」は含み、オーケストラには管楽器である「サックス」は含まれません。

オーケストラについてもっと詳しく


オーケストラは弦楽器、管楽器、打楽器で構成される演奏形態です。

オーケストラが演奏する楽曲はクラシックがメインになります。

 

ここで少し「クラシック」についてご紹介します。

実はクラシックという言葉には一流の・一級の・古典的な・伝統的な、などたくさんの意味があり、「クラシック音楽」に明確な定義がありません。

しかし、一般的な考え方として17世紀から19世紀頃までのヨーロッパで、バッハやモーツァルト、ベートーヴェンなどの音楽家によって作曲された古典音楽で、具体的にはギリシャ・ローマの古典芸術復興を目指した芸術表現の一つとして認識されています。

また、クラシック音楽は中世ルネッサンス音楽、バロック音楽、古典派音楽、ロマン派音楽、近代音楽と分類できます。

 

上記のように、約400年間あるので時代の変化に伴って編成も変わっています。

そのため、編成は作曲者に指示されることが多いです。

しかし、基本的な体制は管楽器は1パート1本で管楽器は各楽器2本ずつで、弦楽器・打楽器は必要数に応じて調整する形です。

ちなみに、オーケストラには「管弦楽団」「フィルハーモニー」「交響楽団」など様々な呼称がありますが、実はこれについて大きな差はありません。

オーケストラの代表的な曲

  • カノン ニ長調/パッヘルベル
  • 交響曲第9番「合唱」第4楽章/ベートーヴェン
  • 行進曲「威風堂々」第1番/エルガー

吹奏楽についてもっと詳しく


吹奏楽は管楽器、打楽器で構成される演奏形態です。

演奏する楽曲のジャンルは、クラシックだけでなくポップスやジャズなど様々です。吹奏楽には弦楽器が無いため、オーケストラより管楽器の比重は大きくなっています。

 

複数人が同じパートを吹くのが吹奏楽の特徴です。指揮者が基準を設定し、それを元にパートを構成するので、編成については指揮者の技量になっています。

日本ではオーケストラよりプロ団体の数は少ないですが、アマチュアとしての市民団体の数はとても多いため、街中で耳にするのは多いかもしれません。

吹奏楽でよく演奏される曲

  • 宝島/T−スクエア
  • オーメンズ・オブ・ラブ/T−スクエア
  • エル・クンバンチェロ/ラファエル・エルナンデス

補足:ブラスバンドとは?

金管楽器のみの演奏団体を「ブラスバンド」です。

日本では吹奏楽をブラスバンドと呼ぶことが多いですが、本来「吹奏楽」はウインドバンドです。

まとめ

以上、この記事では「オーケストラ 」と「吹奏楽」の違いについて解説しました。

  • オーケストラ:弦楽器・管楽器・打楽器で構成されるクラシックのスペシャリスト
  • 吹奏楽:管楽器・打楽器で構成されるオールラウンドプレイヤー
取っつきにくいイメージのオーケストラですが、「弦楽器があるかないか」の違いなら一度聞いてみませんか。CDでは味わうことができない、雄大な感動に出会えるはずです。