香り爽やか!「すだち」「かぼす」「ゆず」「ライム」の違い

違いのギモン

柑橘(カンキツ)類は、料理やドリンクに爽やかなアクセントを加えてくれます。少し絞るだけで味が引き締まりますよね。そんな柑橘類の種類はさまざま。

「すだち」「かぼす」「ゆず」「ライム」の違いはわかりますか? 特に、「すだち」と「かぼす」の区別がつかないという人は多いでしょう。

これら4つの違いを、わかりやすく解説します。

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結論:「すだち」「かぼす」「ゆず」「ライム」は、全て別の種

「すだち」「かぼす」「ゆず」「ライム」は、全て別の種です。

いずれも「ミカン科ミカン属」という、ミカンやレモンと同じ分類に属しています。ただ、色や大きさ、香りなどはそれぞれ違うのです。

「すだち」をもっと詳しく

「すだち」はスッキリとした香りが持ち味です。学名は “Citrus sudachi” といいます。 “Citrus” は、柑橘類という意味です。

語源は「酢橘(すたちばな)」です。酸味の強い果汁が酢として使われたことに由来する名前です。

 

生産は徳島県がほとんどを占めています。「徳島と言えばすだち」「すだちと言えば徳島」と言ってもよいでしょう。

すだちは1年中食べることができますが、8月から10月ころが旬で、それ以外の時期に出ているものは冷蔵品かハウス栽培によるものです。旬の方が価格も安く、香りも強いです。

すだちは焼き魚などにかけるイメージがあるかもしれませんが、何にでもよく合います。徳島では、ビールやみそ汁などにすだちを絞る人もいるのです。

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「かぼす」をもっと詳しく

かぼす」は青葉のような爽やかな香りが持ち味です。学名は “Citrus spheearocarpa” です。名前の由来は、定かではありません。

生産は大分県がほとんどを占めています。すだちと同様、夏の終わりから秋に旬をむかえ、それ以外の季節でも冷蔵品やハウス栽培されたものが流通しています。

 

かぼすとすだちは別の種で、味も生産地も異なることに注意が必要です。「大きい方がかぼす、小さい方がすだち」と覚えておけば間違えることはないでしょう。

かぼすも、幅広く料理の香りづけにつかわれています。また、お酒やジュースの材料に使われることも多いです。

「ゆず」をもっと詳しく

「ゆず」はほのかに甘みのある爽やかな香りが持ち味です。学名は “Citrus junos” で、「ゆのす」という方言に由来します。ハナユズ、オニユズとは別の種です。

「すだち」「かぼす」と比べて「ゆず」は大きい上に、黄色く熟してから収穫するという違いがあります。

 

また、ゆずは皮を使う機会が多いです。七味唐辛子ゆずこしょうなどに、皮が使われています。ちなみに、ゆずこしょうの「こしょう」は、唐辛子のことです。青いものは、青唐辛子が使われているのです。

ゆずの皮には独特のアロマ成分があります。冬至の日にお風呂にゆずを入れる「ゆず湯」は、血のめぐりをよくすると言われています。

 

ゆずは全国的に栽培されています。特に生産が盛んなのが高知県です。「ゆずの村」として知られる馬路村(うまじむら)などは有名な産地です。

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「ライム」をもっと詳しく

「ライム」は、華やかな香りが持ち味です。学名は “Citrus aurantifolia” です。インドから東南アジアが原産地とされています。

レモンよりも一回り小さく、黄緑色のうちに収穫します。レモンよりも、ライムの方が丸い形をしています。

現在では、ライムは中南米でも盛んに生産されています。料理に果汁を使うほか、お酒にも使われます。ライムを使ったカクテルの代表例が、ジントニックモスコミュールです。

補足:柑橘をおいしく楽しむには?

柑橘をしぼるときは、皮を下にすると様々なメリットがあります

まず、果汁が飛び散りにくく、かけたい場所にしっかり果汁がかかります。その上、種も飛ばずに済みます。

しかも、皮の香りを果汁にうつすことができるので、より美味しく楽しめます。

ただし、輸入レモンなどの農薬が使われている柑橘の場合は、残留農薬や防カビ剤などが果汁についてしまう可能性もあるので注意しましょう。よく洗ってから使うことをおすすめします。

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まとめ

以上、この記事では、「すだち」「かぼす」「ゆず」「ライム」の違いについて解説しました。

大きさ 主な産地
すだち 緑~黄色 30~40g 徳島県 8月~10月
かぼす 緑~黄色 100~150g 大分県 8月~10月
ゆず 黄色 100~130g 四国地方 11月~2月
ライム 黄緑色 100~150g メキシコ 9月~12月

違いを楽しみながら、料理を爽やかに味わいたいですね。

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