「遡及(そきゅう)」とは?意味や使い方をわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「遡及(そきゅう)」です。
言葉の意味・使い方・類義語・英語訳について分かりやすく解説します。

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「遡及」の意味をスッキリ理解!

遡及(そきゅう):過去にさかのぼって、その時点の出来事に影響を及ぼすこと。

「遡及」の意味を詳しく

「遡及」とは、「過去にさかのぼって、その時点の出来事に影響を及ぼすこと」を意味する熟語です。

 

「遡」という漢字は、「遡る」と書いて「さかのぼる」と読むように、「流れに逆らう」という意味があります。この熟語においては、時間の流れに逆らうことを意味しています。

もう一つの「及」という漢字が持つ意味は、「達する」や「およぼす」というものです。したがって、「遡及」という熟語は「時間の流れに逆らって過去に到達し、影響を及ぼす」という理解をすることができます。

この熟語は慣用的な読み方で「さっきゅう」とされることもあります。しかし、あくまで辞書的に正しいのは「そきゅう」という読み方であるということを、きちんと覚えておきましょう。

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「遡及」の使い方

  1. 彼女は短期留学中に取った単位を、遡及して取得することにしたそうだ。
  2. 遡及的な罰則を課されても、罪は罪だ。文句は言えないだろう。
  3. 特定の条件と手続きを踏めば、ある年金は遡及請求できるらしい。
「遡及」は少し堅い場面で用いられることの多い熟語です。❸のように、特定の単語と組み合わさって用いられることもあります。

「遡及」の類義語

遡及には以下のような類義語があります。

  • 遡る(さかのぼる):過去の事柄に戻ること。
  • 逆行(ぎゃっこう):時間の流れに逆らって進むこと。

「遡る」と書く「さかのぼる」は「逆上る」と書くこともあります。

どの類義語も「遡及」と同じように「過去にさかのぼる」という意味を持っています。しかし、同時に「その時点での事柄に影響を及ぼす」という意味を持っているのは「遡及」のみです。

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「遡及」の英語訳

遡及を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • retroactivity
    (遡及、遡及力)
  • tracing back
    (遡る、遡及)
  • relation back
    (遡及)
tracing には「源にさかのぼること」という意味が、relation には「関係」という意味がそれぞれあります。

まとめ

以上、この記事では「遡及」について解説しました。

読み方遡及(そきゅう)
意味過去にさかのぼって、その時点の出来事に影響を及ぼすこと。
類義語遡る、逆行
英語訳retroactivity(遡及、遡及力)など

「遡及」はビジネスや重要な手続きに関わって用いられることが多い熟語です。だからこそ、類義語や英語訳も含め、きちんと熟語の意味を理解しておきましょう。

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