「束縛(そくばく)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「束縛(そくばく)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「束縛」の意味をスッキリ理解!

束縛(そくばく):まとめて縛ること、相手の行動に制限をかけること

「束縛」の意味を詳しく

「束縛」とは、まとめて縛ること、相手の行動に制限をかけて自由を奪うことという意味を表す言葉です。こうした意味は、「束」と「縛」の漢字が組み合わさることで生まれました。

  • :まとめること、たばねること
  • :しばる

「束縛」は、もともと「~~を縛りまとめる」という意味の言葉です。たとえば、強盗が人質を縄で縛って拘束した場合などに、「人質を束縛する」というような使い方をします。

そこから派生して、「制限を加えて相手の行動の自由を奪う」という意味でも用いられるようになりました。主に、恋人に対してそのような制限を加えることを言います。

恋愛における「束縛」

恋愛における「束縛」は、「相手の行動を制限する」という意味で使われます。最近では、単純に「縛る」という意味よりも、こちらの意味で使われる場合が多くなってきています。

恋愛における「束縛」とは

恋愛での「束縛」は、パートナーの行動を制限し、自由を奪おうとする行為を言います。相手を独占したいという気持ちから、相手の行動や精神を縛り付けようとする行為のことを表しており、一般的にネガティブな言葉として使われています。

ただし、「束縛」かどうかの判断は、相手に干渉する程度や、相手の受け取り方によって変わってきます。同じような行為をしたとしても、相手が迷惑に思えば「束縛」になりますが、相手の許容範囲である場合は「束縛」とは認識されないこともあります。

以下には、一般的に「束縛」とされる行為をご紹介します。

  • 数時間おきに「何してる?」と聞く
  • 異性と会わせない
  • 常にどこにいるのかを尋ねる
  • 返信を強制する

上記のような行為は、一般的に「束縛」とされているものです。しかし、相手によって「束縛」と感じる程度は異なるため、しっかりとお互いの気持ちを理解することが重要でしょう。

「束縛」の使い方

  1. 犯人を束縛することで、逃亡を防止する。
  2. 彼氏からの束縛が強いため、友人と自由に遊べない。

①の例文は、「犯人を縛ることで、逃亡を防ぐ」という意味の例文です。最近では「縛り、まとめる」という意味で「束縛」が使われることは減ってきています。そのため、「束縛」を「拘束」に言い換えた方が、より一般的でしょう。

②の例文は、「彼氏から、行動に制限をかけられているため、友人と自由に遊べない」という意味の例文です。「束縛」は、その後の恋愛関係を悪化させることもあります。自分の気持ちばかりを押し付けることは控えましょう。

「束縛」の類義語

「束縛」には以下のような類義語があります。

  • 拘束:行動に自由を縛ること
  • 制約:物事に条件を課して、自由にさせないこと
  • 掣肘(せいちゅう):あれこれと干渉して、自由にさせないこと

すべての類義語には、「自由を阻害する」というニュアンスが共通しています。

また、恋愛における「束縛」を言い換える際には、「拘束」よりも「制約」の方が適切です。

「束縛」の対義語

「束縛」には以下のような対義語があります。

  • 自由:思いのまま振舞うこと
  • 解放:制限を無くすこと

「束縛」の英語訳

「束縛」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • restrain
    (束縛する、制限をかける)
  • possessive
    (束縛、所有欲が強い)

“restrain” は「物理的に制限をかける」という意味での「束縛」を表します。一方で、 “possessive” には「所有欲が強い」という意味があり、こちらは恋愛などにおける「束縛」を表しています。

まとめ

以上、この記事では「束縛」について解説しました。

読み方束縛(そくばく)
意味まとめて縛ること、相手の行動に制限をかけて自由を奪うこと
類義語拘束、制約、掣肘
対義語自由、解放
英語訳restrain(制限をかける、束縛する)、possessive(束縛、所有欲が強い)

「束縛」は、日常会話でもよく耳にする言葉です。意味や使い方について、しっかりと確認しておきましょう。