心理学用語「社会的証明の原理 」とは?意味と具体例を解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、心理学用語の「社会的証明の原理(しゃかいてきしょうめいのげんり)」です。

言葉の意味、具体例、由来、英語訳、利用例についてわかりやすく解説します。

 

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「社会的証明の原理」の意味をスッキリ理解!

社会的証明の原理(しゃかいてきしょうめいのげんり)ある選択肢を多数が選択している現象が、その選択肢を選択する者を更に増大させる効果

 

「社会的証明の原理」の意味を詳しく

「社会的証明の原理」とは、ある選択肢を多数が選択している現象が、その選択肢を選択する者を更に増大させる効果のことです。

「バンドワゴン効果」とも呼ばれます。

 

人間は、何かを決定するときや行動をするときに他人の行動に影響されてしまいます。

これは、「みんながやっていることと同じことをしよう」と意識して思わなくても、無意識のうちに影響を受けてしまうのです。

たとえば、行きたいと思っていたお店があまりにもガラガラだと、入るのを少しためらってしまったり、逆に行列のお店が気になってしまったりすることが「社会的証明の原理」に当てはまります。

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「社会的証明の原理」の具体例

たとえば、スーパーマーケットにオレンジジュースが二種類陳列(ちんれつ)されていたとします。

一種類は大量に在庫が余っているもので、もう一種類の方は残り一本しか在庫がありません。

人間は、二種類があるとなんとなく後者の方を手に取ってしまう傾向があります。

「みんなが買っているオレンジジュース」の方に価値を感じるのです。

「社会的証明の原理」の由来

「社会的証明の原理」は別名で「バンドワゴン効果」とも呼ばれます。

「バンドワゴン」とは、パレードの先頭を走る楽隊車のことです。

そして、「バンドワゴンに乗る」という表現は「有利な法に味方をする」「多数派に同調する」などの意味で使われます。

このことから、「人間が大多数に同調するように行動してしまうこと」を「バンドワゴン効果」と呼ぶようになったのです。

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「社会的証明の原理」の英語訳

社会的証明の原理を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • bandwagon effect
    (バンドワゴン効果)

 

「社会的証明の原理」の利用例

「社会的証明の原理」は、様々な場面で利用されています。

たとえば、新品の本の多くには帯がついており、そこには「ベストセラー」や「10万部突破」などと書かれていることがあります。

これは「他の人も読んでいます」「人気です」というアピールをし、購買意欲をそそる効果があります。

 

また、インターネット上で航空券や宿をとるときにも「社会的証明の原理」が利用されています。

宿や航空券を調べていると「本日中に4人がこの宿を予約しました」「現在32人がこの航空券を見ています」などの文字が表示されることがあります。

これは、「急がなきゃ」と思わせることももちろんですが、「人気の商品だ」と思わせることも狙っているのです。

 

他にも例はあります。

通販番組では、商品が紹介され、最後に「こちらの電話番号にお電話ください」と言われます。

そこに「大変申し訳ありませんが、電話が混み合いつながりにくい場合がございますので、何度かお掛け直しください」という一言を付け加えることで注文が増えたという実例があるのです。

また、電話番号が発表されたあとに「残り50個のみとなりました」などと、リアルタイムで売れ行きが発表されることもあります。

 

これらは、人気の商品で、みんなが買っていると印象付ける効果があります。

「みんな買っているなら」という安心感や興味によって購買率を上げるのです。

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まとめ

以上、この記事では「社会的証明の原理」について解説しました。

読み方社会的証明の原理(しゃかいてきしょうめいのげんり)
意味ある選択肢を多数が選択している現象が、その選択肢を選択する者を更に増大させる効果
由来行列先頭の楽隊車の名前「バンドワゴン」から
英語訳bandwagon effect(バンドワゴン効果)

通販番組や行列など、「社会的証明の原理」に影響を受けている人も多いのではないでしょうか。しっかりを意味を理解しておきましょう。

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