「シンギュラリティ」とは?意味と使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「シンギュラリティ」です。

「シンギュラリティ」の意味・使い方・語源についてわかりやすく解説します。

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「シンギュラリティ」とは?

シンギュラリティ(singularity) :技術的特異点

「シンギュラリティ」の意味を詳しく

「シンギュラリティ」には、大きく分けて下記の2つの意味があります。

  1. AIの知能が人類の知能を超える転換点
  2. 人類の進化曲線が無限大になること(技術的特異点)

一般的には、シンギュラリティは「AIの知能が人類の知能を超える転換点」として知られ、単に「技術的特異点」と訳されます。

しかし、これは上記の2つの意味がごちゃ混ぜになったものであり、本来は「技術的特異点」という意味のみを持っていました。

 

「シンギュラリティ」は米国の未来学者レイ・カーツワイルが、2005年に出した“The Singularity Is Near”で提唱した概念です。

世間では「人類がAIに支配される日の始まり」として知られていますが、これは一体どういうことなのでしょうか?

ここからは、「シンギュラリティ」についてより詳しく解説していきます。

 

シンギュラリティ概念によると、技術の爆発的な発展により、人類は遠くない未来に「人間よりも賢いAI」を開発するとされています。

このAIはこれまでの「道具として使われるAI」と違い、「人間を支配できる可能性を持ったAI」です。

また、「道具として使われるAI」が「弱いAI」と呼ばれるのに対し、「人間を支配できる可能性を持ったAI」は「強いAI」と呼ばれます。

 

人類よりも賢いAIが誕生すると、世界にどのような変化が起きるのでしょうか?

結論から言うと、技術の発展が人間の理解を完全に超えてしまいます。

なぜなら、人類が自分たちよりも賢いAIを作ったように、AIもまた自分たちより賢いAIを作ってしまうからです。

そして、このAIが自分より賢いAIを作る連鎖が続いた結果、技術的特異点が発生し、人類はAIの作る世界から置いていかれてしまうのです。

 

このように、シンギュラリティとは技術的特異点により、AIの知能が人類の知能を超えてしまうことを指します。

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「シンギュラリティ」の使い方

  • シンギュラリティが起こるのは、2045年とされている。
  • ターミネーターの世界は、まさにシンギュラリティが起こった世界そのものだ。
  • 恐ろしいことに、2018年の時点でシンギュラリティの予兆はすでに見られるという。

このように、シンギュラリティは「技術的特異点」という言葉を表すために使われます。

ただし、「シンギュラリティ」という言葉を一般人の多くは知らないため、日常では使わない方が賢明です。

「シンギュラリティ」の語源

シンギュラリティは、未来学における世界的な権威であるアメリカの学者「レイ・カーツワイル」が2005年に提唱した概念です。

よって、シンギュラリティの起源は彼の著作である “The Singularity Is Near” (邦題『ポスト・ヒューマン誕生』)にあります。

 

シンギュラリティという言葉は、一見すると比較的最近生まれた言葉のように思えます。

しかし、実は “singularity” という英語自体は、2005年よりもさらに前から存在します。

つまり、もともとあった “singularity” という英語に、「技術的特異点」という特殊な意味が加わったのです。

この辺りは非常にわかりづらいところですので、注意して押さえていただきたいと思います。

なお、英語の “singularity” は「特異性・非凡なこと・風変わり」などの意味を持っており、主に数学の分野で使われます。

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まとめ

以上、この記事では「シンギュラリティ(singularity)  」について解説しました。

英語表記 シンギュラリティ(singularity)
意味 技術的特異点
語源 “The Singularity Is Near” (邦題『ポスト・ヒューマン誕生』)

シンギュラリティという言葉に対するイメージは、人によって様々です。

ドラえもんのような世界を想像してワクワクする人もいれば、AIに支配される過酷な世界をイメージする人もいます。

私たちの身の回りの技術は、日夜恐ろしいほどのスピードで発展していっています。

シンギュラリティは2045年に起こるとされているので、現在10代〜20代の方は生涯のうちに体験することとなるでしょう。

これから訪れる未来に向けて、今の私たちに何ができるのかを改めて考える必要があるのかもしれませんね。

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