今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「シグニチャー」です。
「シグニチャー」の意味、「シグニチャー」が付く言葉、使い方、語源、類義語についてわかりやすく解説します。
☆「シグニチャー」をざっくり言うと……
英語表記 | シグニチャー(signature) |
---|---|
意味 | 署名 |
「シグニチャー」が付く言葉 | シグニチャーモデル シグニチャーメニュー シグニチャーブランド |
語源 | 「署名」「サイン」という意味の英単語 “signature” |
類義語 | オートグラフ |
このページの目次
「シグニチャー」の意味をスッキリ理解!
「シグニチャー」の意味を詳しく
「シグニチャー」とは、署名のことです。
「シグネチャー」と表記されることもあります。
その中でも特に、電子メールの最後に付ける送信者の名前や連絡先などを意味します。
「署名をお願いします」と言われて求められる「サイン」を表すこともあります。
「シグニチャー」が付く言葉
「シグニチャー」が付く言葉には、以下のようなものがあります。
- シグニチャーモデル
- シグニチャーメニュー
- シグニチャーブランド
「シグニチャーモデル」の意味
「シグニチャーモデル」とは、「特定の有名人に名前がつけられた商品」のことです。
芸能人やスポーツ選手などの名前をある商品の名前に使うのです。もちろん無断で違法に使用するわけではありません。
スポーツ用品や楽器などに多いです。その商品に関連のある有名人の名前が付けられることがほとんどです。
たとえば、人気なバスケットボール選手の名前が付いたバスケットシューズや、ミュージシャンの名前が付いたギターなどが多く存在します。
「シグニチャーメニュー」の意味
「シグニチャーメニュー」とは、「飲食店の看板メニュー」のことです。
そのお店を代表するようなメニューを「シグニチャーメニュー」と表現します。
「シグニチャー」の語源である英単語の “signature” には、形容詞で「特徴的な」「トレードマークの」という意味があります。
ここから、お店のトレードマークとなるようなメニューを「シグニチャーメニュー」と言うようになりました。
「シグニチャーブランド」の意味
「シグニチャーブランド」とは、「創立者や社長の名前が名前になっているブランド」のことです。ファッションブランドに非常に多い傾向があります。
たとえば、日本のファッションブランドである「Yohji Yamamoto」は、デザイナーの山本耀司(やまもとようじ)が作ったブランドです。
創立者の名前がブランド名になっているので「シグニチャーブランド」であると言えます。
「シグニチャー」の使い方
「シグニチャー」には以下のような使い方があります。
- そのシグニチャーモデルのギターはプレミア化していて、今では手に入れられない。
- こちらのレストランのシグニチャーメニューはオムライスです。
- あのファッションブランドが、シグニチャーブランドであると知らない人が多い。
「シグニチャー」の語源
「シグニチャー」の語源は、 “signature” です。
“signature” には、以下のような意味があります。
- 署名・サイン
- 特徴
- (ラジオやテレビ番組の)テーマ曲
- 処方箋にかかれている用法指示
- 署名すること
- 科学的な痕跡
この中の「署名」「サイン」という意味がカタカナ語の「シグニチャー」の意味になりました。
また、私たちは「サイン」というと、 “sign” という英単語を思い浮かべがちですが、 “sign” には「署名」「サイン」という意味はありません。
“sign” の意味は、「記号」「合図」です。
「シグニチャー」の類義語
「シグニチャー」には以下のような類義語があります。
- オートグラフ:直筆のサイン
アメリカ・イギリスなどの英語園では、直筆のサインのことを「オートグラフ」と言います。
まとめ
以上、この記事では「シグニチャー」について解説しました。
英語表記 | シグニチャー(signature) |
---|---|
意味 | 署名 |
「シグニチャー」が付く言葉 | シグニチャーモデル シグニチャーメニュー シグニチャーブランド |
語源 | 「署名」「サイン」という意味の英単語 “signature” |
類義語 | オートグラフ |
「シグニチャー」が付く言葉の意味までしっかりと理解しておきましょう。