四字熟語「集中砲火(しゅうちゅうほうか)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「集中砲火(しゅうちゅうほうか)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「集中砲火」の意味をスッキリ理解!

集中砲火(しゅうちゅうほうか):1つの目標に対して集中的に砲撃を浴びせること

「集中砲火」の意味を詳しく

「集中砲火」とは、1つの目標に向けて集中的に砲撃を浴びせることを意味します。

集中砲火は「集中」と「砲火」の2つの熟語から構成される四字熟語です。「砲火」は、大砲などの火器から出る火や弾丸のことを表します。

集中砲火の砲撃の目標は特定の地点や戦艦であったり、部隊であったりします。敵にとって作戦上重要なポイントを集中的に狙うことで、大きなダメージを狙うことになります。

軍事用語としての意味から転じて、日常生活では1つの事柄やひとりの人物に対して攻撃や批判・非難を集中させることという意味で広く使用されています。

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「集中砲火」の使い方

  1. 紛争中のあの地域は、敵国から集中砲火をくらって壊滅状態にある。
  2. あの大臣は昨日の失言のことで、集中砲火を浴びせられた。
  3. ドッジボールで足を滑らせて転んでしまい、彼は集中砲火をくらった。

①の例文では、集中砲火が物理的な砲撃の意味で使用されています。ミサイルなどの攻撃が、一箇所に向けて次々と放たれたイメージを想起させます。

一方、②と③の例文ではこの言葉が比喩的に使用され、弱点を狙って大勢から批判や攻撃を受けたことが表現されています。日常では①よりも②や③の文脈で使用されることが多いです。

②の例文のような政治に関わる場面では、マスコミなどから批判や非難が殺到する様子がイメージされます。

③では相手チームから集中的に狙われることを集中砲火と表現しています。砲火にあたるものはボールで、彼が集中攻撃の対象となった様子が、軍事用語としての集中砲火に近いイメージで想像されます。

「集中砲火」の類義語

集中砲火には以下のような類義語があります。

  • 十字砲火:多方向から集中して入り混じる砲火

十字砲火も集中砲火と同じく、比喩的にさまざまな方向から攻撃が集中することを指す言葉として使用されます。「十字」と書かれるとおり、十字砲火には左右に入り混じって混乱を生じさせる砲火というニュアンスがあります。

しかし、日常生活で使われる範囲ではほとんど集中砲火との意味の違いはありません。比喩的に表現する場合は、より一般的な集中砲火を使用した方が相手に伝わりやすくなります。

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「集中砲火」の英語訳

集中砲火を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • concentrated fire
    (集中的な砲撃)
  • barrage
    (弾幕)

“concentrated fire”は、軍事用語としての集中砲火を意味します。

“barrage”には軍事的な意味のほかに、質問などを連発するという意味もあります。同じ形のまま「集中砲火を浴びせる」という動詞としても使用できます。

“concentrated fire”は軍事用語としての意味から転じた比喩的な意味は含みません。そのため、政治などの場面で使われる、物質的ではない集中砲火の英訳に近いのは”barrage”の方になります。

軍事関係ではない意味で使用するときは”barrage”を選びましょう。

まとめ

以上、この記事では「集中砲火」について解説しました。

読み方 集中砲火(しゅうちゅうほうか)
意味 1つの目標に対して集中的に砲撃を浴びせること
類義語 十字砲火
英語訳 concentrated fire, barrage

大人数のコミュニティに関わる機会の多い現代では、集中砲火という言葉の使える状況も頻繁に発生するかもしれません。この言葉を覚えておいて損はないでしょう。

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