「淑女(しゅくじょ)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「淑女(しゅくじょ)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「淑女」の意味をスッキリ理解!

淑女(しゅくじょ):おしとやかで上品な女性

「淑女」の意味を詳しく

「淑女」とは、おしとやかで上品な女性のことです。

読み方は「しゅくじょ」です。「じゃくじょ」「しゅうじょ」などは間違いであるため、正しい読み方で使えるようにしましょう。

「淑」という字には「しとやか」「気品がある」という意味があります。

そのため、「淑女」とは「しとやか」「気品がある」という特性を持つ女性であることを指す熟語になります。

「淑女」の使い方

  1. 彼女は所作の一つひとつが優雅で、まさに淑女と呼ぶのにふさわしい人物であった。
  2. 紳士淑女のみなさんは、お静かにお待ちください。
  3. 小さい頃の彼女はおてんばな少女であったのに、今では立派な淑女だ。

上記の例文のように、「淑女」は特定の相手を褒めたり、女性に対して呼びかけをするときなどに使われます。

①の例文では、「彼女」の人柄を表すのに「淑女」という言葉が使われています。「淑女」は一般的に女性の望ましい姿として認識されているため、この場合には褒め言葉となります。

②の例文では、複数の相手に対し「紳士」「淑女」という丁寧な言葉で呼びかけることで、品のある行動を促しています。このように、「淑女」は「紳士」とセットで使われることも多いです。

③の例文では、「少女」の成長に対して「淑女」という言葉が使われています。成長とともに、女性として落ち着いた性格に変わったことが表現されています。

「淑女」の類義語

淑女には以下のような類義語があります。

  • 貴婦人:高貴な身分の婦人

「貴婦人」とは、身分の高い女性のことを表す言葉です。

「淑女」にも「品がある」という意味が含まれますが、「貴婦人」のような身分の違いは含まれません。

おしとやかで上品な振る舞いをしていれば「淑女」であり、上品な振る舞いをするだけの身分を持つ女性は「貴婦人」となります。

上品であることは、身分の高さを表す側面もあるため、「貴婦人」にも上品であるというイメージがあります。ただ、もともとは単に身分の高さを表す言葉であるため、上品な庶民を指して「貴婦人」と言うことはできません。

「淑女」の対義語

淑女には以下のような対義語があります。

  • 紳士:上品で礼儀正しい男性
  • 淫婦(いんぷ):みだらな女性

「紳士」は「淑女」と対になっている言葉です。上品であったり礼儀正しかったりする男性のことを指します。

「淫婦」とは、みだらな女性のことです。「淑女」がおしとやかで品があるのに対し、品がない女性を指します。他人に向かって言うのにはあまりいい言葉ではないので、使い方には十分注意しましょう。

「淑女」の英語訳

淑女を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • lady
    (貴婦人)
  • gentlewoman
    (淑女)

ladyは、「身分の高い女性」「礼儀をわきまえた女性」という意味の英単語です。

単にwomanの丁寧な表現としても使われます。 “Ladies and gentleman” という言い回しが有名ですが、これは多くの人に向けて、丁寧に「みなさん」と呼びかけているのと同じ意味になります。

また、gentlewomanも「淑女」にあたる英単語です。「紳士」に対応する英単語がgentlemanであり、gentlewomanはその女性版になります。

まとめ

以上、この記事では「淑女」について解説しました。

読み方淑女(しゅくじょ)
意味おしとやかで上品な女性
類義語貴婦人
対義語紳士、淫婦
英語訳lady(貴婦人)

男性の「紳士」に対して「淑女」という言葉は有名ではありませんが、2つセットでよく使われるのでぜひ覚えましょう。