心理学用語「シャワー効果」とは?意味と具体例をわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、心理学用語の「シャワー効果(しゃわーこうか)」です。

以下では、言葉の意味、具体例、由来、英語訳、反対語についてわかりやすく解説します。

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「シャワー効果」の意味をスッキリ理解!

シャワー効果(しゃわーこうか)デパートなどにおいて、上階の施設を充実させることで店舗全体の売り上げ増加につなげる販売方法

 

「シャワー効果」の意味を詳しく

「シャワー効果」とは、デパートなどにおいて、上階の施設を充実させることで店舗全体の売り上げ増加につなげる販売方法のことです。

この言葉はマーケティングの分野で使われることが多いです。

上の階に人気のお店を置いたり、イベントを開催したりすることでお客さんを上階に導きます。

その後、買い物客はシャワーのように上の階から下の階に移動します。その行き帰りの途中で、中間の階のお店で買い物をしやすくなるのです。

 

買う気のなかったものも、お店の商品を見てつい買ってしまうという「ついで買い」を狙っています。

このような心理現象を利用して店舗の売り上げが増加することを「シャワー効果」と言います。

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「シャワー効果」の具体例

実際に、多くのデパートやショッピングモールで「シャワー効果」が取り入れられています。

たとえば、デパートやショッピングモールでは、上層の階にレストランが固められていることが多いです。

これには、「食事のためにお客さんを一度上の階まで上がらせて、そこから一階まで下りる途中に買い物をしてほしい」という狙いがあるのです。

 

また、映画館も一階にあることは少なく、上階に配置されていることが多いでしょう。

これも、映画を見に来たお客さんを他のショップの前などを通らせることで、最初は想定していなかった買い物をさせようとする計算です。

「シャワー効果」の由来

「シャワー効果」の名前は、デパートに訪れる買い物客を水の流れに例えたところからきています。

シャワーから出た水が下に流れていくように、お客さんを上階から一階へと移動させる流れを作るため、このような名前が付けられました。

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「シャワー効果」の英語訳

「シャワー効果」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • shower effect
    (シャワー効果)

 

「シャワー効果」の反対語

「シャワー効果」には反対の意味の心理学用語があります。

それは「噴水効果」です。こちらは「商業施設で、地下の施設を充実させることで、下から上へのお客さんの流れを作り出し、店舗全体の売り上げを増加させること」という意味です。

噴水の水が下から上へと噴出されるように、買い物客を下から上へ移動させます。

「買い物客を水にたとえている」という点で「シャワー効果」とセットで使われる言葉です。

 

デパートやショッピングモールで、地下に食料品売り場がまとめられていることがあります。それは「噴水効果」を活用しているのです。

また、一階や店先に目玉となる施設を置くことで、お客さんが通り掛けに入ってきやすくなるというメリットもあります。

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まとめ

以上、この記事では「シャワー効果」について解説しました。

読み方シャワー効果(しゃわーこうか)
意味デパートなどにおいて、上階の施設を充実させることで店舗全体の売り上げ増加につなげる販売方法
由来買い物客を水の流れにたとえた様子から
英語訳shower effect(シャワー効果)
反対語噴水効果

「シャワー効果」という名前は知らなくても、日常生活の中で深く関わっている心理学用語です。「買うつもりのなかったものも、お店の前を通るとつい買ってしまう」というのは心当たりのある方も多いのではないのでしょうか。

意味や具体例をしっかりと理解しておきましょう。

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