「執拗(しつよう)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「執拗(しつよう)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「執拗」の意味をスッキリ理解!

執拗(しつよう):しつこいこと。自分の考えにこだわり続けること。

「執拗」の意味を詳しく

「執拗」には、2つの意味があります。

1つ目は、「しつこいこと」という意味です。「執拗い」と書いて「しつこい」と読む用法もあります。根強く食い下がってつきまとうことを指し、人にも物にも使える表現です。

文脈によって、しつこさをネガティブに捉(とら)えることもあれば、「粘り強い」と解釈するポジティブな見方をすることもあります。

2つ目の意味は、「自分の考えにこだわること」です。他人の考えを容易に受け入れず、自分の主張を曲げない態度を表します。この意味で用いる場合は、「頑固で融通が利かない」というネガティブなニュアンスで使われることが多いです。

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「執拗」の使い方

  1. 執拗につきまとう彼にうんざりした。
  2. 隣の部屋で執拗に鳴り響いている電話がうっとうしい。
  3. 担当刑事の執拗なまでの調査によって、事件の真相が解明した。
  4. 周囲の反対の声をよそに、彼は自分の提案内容が最良だと執拗に主張している。

①~③では、「しつこい」という意味で「執拗」が使われています。特に、②では物に対して「執拗」を用いています。

①では彼がしつこくつきまとうことを、②では電話がしつこく鳴り響いていることをネガティブに捉えています。一方、③では粘り強い調査をポジティブに評価する意味合いで「執拗」が用いられています。

④の「執拗」は、「自分の意見にこだわる」という意味です。

「執拗」の類義語

執拗には以下のような類義語があります。

  • 意固地(いこじ):自分の考え方を押し通そうとすること
  • 頑固(がんこ):態度や考えを変えようとしないこと
  • 強情(ごうじょう):自分の考えを変えずに意地を張ること

上記 3つの熟語は、「自分の考えを曲げない」という意味において「執拗」の類義語と言えます。

「しつこい」という意味においては、「くどい」や「しぶとい」という形容詞が「執拗」の代わりに使われます。

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「執拗」の対義語

執拗には以下のような対義語があります。

  • 淡泊(たんぱく):物事へのこだわりがなく、さっぱりとしていること
  • 平淡(へいたん):しつこさがなく、あっさりとしていること

「執拗」の英語訳

執拗を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • insistent
    (しつこい、執拗な)
  • persistent
    (粘り強い、しつこい)
  • obstinate
    (頑固な)
  • stubborn
    (頑固な、強情な)

「しつこい」という意味の場合は insistent・persistent を、「自分の主張を曲げない」という意味の場合は obstinate・stubborn を用いましょう。

それぞれを用いた例文は以下の通りです。

例文
  • She is fed up with his insistent demand.
    (彼女は、彼のしつこい要求にうんざりしている)
  • His persistent efforts changed things for the better.
    (彼の粘り強い努力が、事態を好転させた)
  • It seems that he is obstinate in his opinion whatever people say to him.
    (誰が何を言おうと、彼は自分の意見を執拗に主張しそうである)
  • It never occurred to me that she is so stubborn.
    (彼女がこんなに意地っ張りだとは思いもよらなかった)
“insistent” は否定的なニュアンスでのみ用いられる一方で、“persistent” は「粘り強い」という肯定的な意味でも使われます。

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まとめ

以上、この記事では「執拗」について解説しました。

読み方 執拗(しつよう)
意味 しつこいこと。自分の考えにこだわり続けること。
類義語 意固地、頑固、強情など
対義語 淡泊、平淡
英語訳 insistent, persistent, obstinate, stubborn

時には諦めが悪い、時には粘り強いことを指すのが「執拗」です。ぜひ、意味や使い方を覚えてみてください。

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