「心底(しんそこ)」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「心底(しんそこ)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「心底」の意味をスッキリ理解!

心底(しんそこ):心の奥底

「心底」の意味を詳しく

「心底」は「しんそこ」と読み、心の奥底という意味です。

「心」という字には感情や理性、思考など、人間の脳の作用によって生まれる内面の感覚を広く表す意味があります。また、「底」という字には「物の一番下の部分」という意味の他に、「奥深いところ」という意味もあります。

これらの意味が組み合わさり、「心の奥深いところ」という意味になるのです。

また、同音の言葉に「真底」があります。「真底」には「物事のもっとも深いところ」という意味があります。「心底」に対し、「真底」は心以外の物事に対しても「深い部分」という意味で使うことができます。

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「心底」の使い方

  1. その人の勇気ある行動に、心底から感動した。
  2. 何度言っても同じ間違いを繰り返すなんて、君には心底呆れた。

上記の例文のように、「心底」は「心底から」などのように名詞として使う場合と、「心底呆れた」などのように副詞として使う場合があります。

①の例文では、「感動した」という事実が嘘偽りなく、心の底からの気持ちであるということを「心底」という言葉で強調しています。

②の例文では、ただ「呆れた」と表現するのではなく「心底呆れた」と表現することで、「君」に対して何を言っても無駄なのだという諦めの気持ちも感じられるようになっています。

このように、「心底」には直後にある言葉を強める働きがあります。

「心底」の類義語

心底には以下のような類義語があります。

  • 内心:表には出さない心の内
  • 肺腑(はいふ):心の奥底、急所

「内心」「肺腑」にも、「心底」と同様に「心の底」という意味があります。

「心底」が「心底呆れた」など、心の内側を外に表現するときに使える言葉であるのに対し、「内心」はその心を外側には見せない言葉です。

たとえば、「心底悲しんだ」の場合は悲しみを他人に見せている可能性がある一方、「内心悲しんだ」の場合には、その悲しみを他人に見せようとする気がありません。

他人に対して感情をあらわにするかどうか、という観点で使い分けるとよいでしょう。

 

「肺腑」には「心の奥底」という意味の他に「急所」という意味があります。

「肺腑をつく」「肺腑をえぐる」などという表現がなされるように、「肺腑」の場合には、自分の内側にある大切なもの、というイメージになります。

「肺腑」は、「心底呆れた」「内心悲しんだ」のような副詞的な使い方ができないので注意しましょう。

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「心底」の対義語

心底には以下のような対義語があります。

  • 口先:本心ではない言葉、口の先端
  • 舌端(ぜったん):口先の言葉、舌の先、舌頭

「口先」「舌端」はどちらも言葉に関係する熟語です。

「口先」は、心にもないことを言葉にするときなどに使われます。

「舌端」は、主に「舌端火を吐く」というフレーズで使われます。「舌端火を吐く」とは、激しい物言いで自分の意見をまくしたてる様子のことです。その話しぶりが火を吐くようであることから、このような慣用表現となっています。

「心底」の英語訳

心底を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • the bottom of one’s heart
    (心の底)

“the bottom of one’s heart” は、one’sの部分に、myやhisなどの言葉を当てはめると「心の底」という意味になります。

heartだけでも「心」「心の内」という意味になりますが、より「心底」という語感を大事にしたい場合には “the bottom of one’s heart” を使うとよいでしょう。

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まとめ

以上、この記事では「心底」について解説しました。

読み方心底(しんそこ)
意味心の奥底
類義語内心、肺腑
対義語口先、舌端
英語訳the bottom of one’s heart(心の底)

他人の心を完全に知ることはできませんが、自分の気持ちを素直に表現することはできます。「心底」からの気持ちを大事にしていきたいですね。

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