四字熟語「四海兄弟(しかいけいてい)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「四海兄弟(しかいけいてい)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

スポンサードリンク

「四海兄弟」の意味をスッキリ理解!

四海兄弟(しかいけいてい):世界中の人が兄弟のように愛し合うべきだという教え。

「四海兄弟」の意味を詳しく

四海兄弟は、「世界じゅうの人が兄弟のように愛し合うべきだという教え」を指す四字熟語です。

「四海」には、「東西南北全ての方角の海」という意味があります。これが転じて、この熟語は「世界中」という意味を持ちます。また、「兄弟」は、人々が兄弟のようにお互いを大切に思う様子を示しています。

したがって、四海兄弟では「世界中の人が、お互いを兄弟のように大切に思う様子」を指します。この四字熟語はもともと儒教の教えから生まれたので、「こういった様子であるべき」という意味も持ちます。

スポンサードリンク

「四海兄弟」の使い方

  1. 私のモットーは、四海兄弟の精神を持って人に接することだ。
  2. 四海兄弟といえば、現実的でないと笑う人もいるだろう。
  3. 人を嫌いになりそうな時は、四海兄弟の心がけを思い出すといい。

「四海兄弟」の由来

四海兄弟は『論語』に由来を持ちます。『論語』のなかの12篇目に「顔淵(がんえん)」という章があります。このなかに「四海兄弟」が登場するのです。

その中に司馬牛(しばぎゅう)という人物が登場します。彼は、兄が犯罪者であることを悩んでいました。

そこで、孔子(こうし)の弟子である子夏(しか)が、司馬牛に教えを与えるシーンがあります。「自分の兄は犯罪者で、それでは兄などいないようなものだ」という司馬牛に、子夏が「謙虚に礼儀を重んじていれば、世の中の人はみな、君を兄弟のように扱ってくれるだろう」と答えるのです。

この子夏の返答は原文で「君子敬而無失、與人恭有禮、四海之内、皆兄弟也」と記されています。この最後の二節から、「四海兄弟」という四字熟語が誕生したのです。

スポンサードリンク

「四海兄弟」の類義語

四海兄弟には以下のような類義語があります。

  • 四海同胞(しかいどうほう):まごころを持てば、世界中の人と兄弟のようになれるということ。
  • 四海一家(しかいいっか):礼儀をつくせば、世界中が家族のように仲良くなるということ。

「四海兄弟」の英語訳

四海兄弟を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • people in the whole world being all brothers
    (世界中の人々が兄弟そのものである状態)
  • universal brotherhood
    (万国万人の兄弟の縁)
スポンサードリンク

まとめ

以上、この記事では「四海兄弟」について解説しました。

読み方 四海兄弟(しかいけいてい)
意味 世界中の人が兄弟のように愛し合うべきだという教え。
由来 『論語』の子夏の言葉から。
類義語 四海同胞、四海一家
英語訳 people in the whole world being all brothers(日世界じゅうの人々が兄弟そのものである状態)など

「四海兄弟」は、座右の銘にも使うことのできる四字熟語です。意味だけでなく由来もしっかりと理解し、いざという時に使えるようにしておきましょう。

スポンサードリンク