「センセーション」の意味とは?使い方から英語や対義語や類義語まで

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「センセーション」です。

「センセーション」の意味・使い方・語源・類義語・対義語についてわかりやすく解説します。

☆「センセーション」をざっくり言うと……

英語表記センセーション(sensation)
意味人々を興奮させ、大きな関心を呼ぶこと
語源英語の “sensation”
類義語旋風、波乱など
対義語悪評

「センセーション」の意味をスッキリ理解!

センセーション(sensation):人々を興奮させ、大きな関心を呼ぶこと

「センセーション」の意味を詳しく

「センセーション」とは、人々の感情に強く訴えかけるという意味の言葉です。

さまざまな人を感動させる映画や世間に衝撃を与えた出来事など、広い範囲で人々の感覚や感情を揺れ動かすものに対して使われる表現です。

 

一般的にセンセーショナルは、ポジティブな場合に使われる表現です。物事の評判が非常に良いときや、世間から良い意味で注目を浴びている事柄に対して使われます。

そのため、大勢の人から注目を浴びている事柄であっても、人々がそれを聞くことで辛い気持ちになる出来事や、人々にとって不利益になるような事柄に対してはこの表現はあまり使われません。

 

そしてまた、センセーションは多くの人を対象に使われる表現です。そのため、自分だけがわかる出来事など、狭い範囲を対象にする出来事にはあまり使われません。

ただし、その出来事によってひどく感動させられた場合など、特別な場合にはこの表現を個人的な出来事に対して使用することもあります。

センセーションを形容詞に直すと「センセーショナル」となり、この言葉もよく使われます。

センセーショナルは「人々の興味や関心を引きつける」という意味をもち、「センセーショナルな映画に感動した」や「センセーショナルな事件が発生した」のように使われます。

「センセーション」の使い方

  1. この映画は日本中の人々のセンセーションを巻き起こした。
  2. 人々の感情を揺れ動かし、センセーションを起こさせるような演奏ができるようになりたい。

上の例文のように、センセーションは後ろに「巻き起こす」や「起こす」といった表現を伴って使われることが多いです。

「センセーション」の語源

センセーションの語源は英語の “sensation” です。

“sensation”は「五感による感覚や知覚」「漠然とした感じ」という意味を持つ言葉です。具体的な使い方としては、 “a sensation of happiness” で「幸福感」 “auditory sensation” で「聴覚」などがあります。

「センセーション」の類義語

センセーションには以下のような類義語があります。

  • 旋風:上昇気流によって発生する渦巻き状の風
  • 波乱:物事や状態が激しく変化する様
  • フィーリング:感情

一つ目の「旋風」は、「大旋風を巻き起こす」のように、「人々の感情を激しくかき立てる様」を表す比喩表現として使われることがあります。

また、二つ目の「波乱」は物事や状態が非常に変化する様子を指します。センセーションとほぼ同じ意味に見えますが、「波乱」は悪い方向に激しく変化する場合でも使用できるという点でセンセーションと異なります。

そして、三つ目の「フィーリング」は、「直感的で漠然とした気分」を表す言葉です。「あの人とはフィーリングが合わない」など、なんとなく感じる気持ちを表す際に使います。

「センセーション」の対義語

センセーションには以下のような対義語があります。

  • 悪評:悪い評判

センセーションは、良い評判を受けるときに使われる表現です。そのため、真逆の意味をもつ「悪評」はセンセーションの対義語であると考えることができます。

まとめ

以上、この記事では「センセーション」について解説しました。

英語表記センセーション(sensation)
意味人々を興奮させ、大きな関心を呼ぶこと
語源英語の “sensation”
類義語旋風、波乱など
対義語悪評

このように、センセーションは人々の心を激しく動かす様子を表す言葉です。この表現は名詞ですが、「センセーショナル」と形容詞として使われるなど、日常会話でも使用頻度が高いです。

意味や使い方を着実に理解しましょう。

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つつつ
この道10年以上の読書家。 短い言葉で人を惹き付けるコピーが大好きです。 本の帯に書かれたコピーを見て買ってしまうこともしばしば。 読書で得た文章力を活かして、日常生活でよく使う言葉を中心に執筆しています。