「鮮烈(せんれつ)」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「鮮烈(せんれつ)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「鮮烈」の意味をスッキリ理解!

鮮烈(せんれつ):はっきりとして強烈なこと

「鮮烈」の意味を詳しく

「鮮烈」とは、印象などが鮮やかで強烈であることです。

「鮮」という字には「色や形がはっきりとしている」「あざやかである」という意味があります。また、「烈」という字には「勢いがはげしい」という意味があります。

これらの字が組み合わさり、「あざやかではげしい」という意味になるのです。

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「鮮烈」の使い方

  1. その人は髪型が個性的で、初めて会ったときには鮮烈な印象を受けた。
  2. 小さい頃観た映画のラストがあまりに衝撃的だったので、今でも鮮烈に思い出すことができる。

上記の例文のように、「鮮烈」は「鮮烈な」「鮮烈に」といった形で使われます。

①の例文では、「その人」が、はっきりとした強い印象を与えた様子を「鮮烈な印象」という言葉で表現しています。

②の例文では、「映画のラスト」の映像や音などの内容が、あざやかなまま記憶されていることに対し「鮮烈」という言葉が使われています。「鮮烈に覚えている」と表現することもあります。

このように、「鮮烈」は人の持つイメージに働きかける言葉なので、「印象」や「記憶」などといった脳の働きを連想させる言葉と結びつきがちです。

「鮮烈」の類義語

鮮烈には以下のような類義語があります。

  • 強烈:作用が強かったり激しかったりする様子
  • 鮮明:色や形が鮮やかなこと

「強烈」は、「強烈な悪臭」「強烈な印象」など、現象などの作用が強かったり激しかったりするときに使う言葉です。「強烈」が物事の強さの程度を表すのに対し、「鮮烈」は物事の鮮やかさの程度を表します。

この2つはよく似た言葉ですが、若干ニュアンスが異なります。たとえば、「強烈な印象」の場合には、印象が強く頭に焼き付けられるようなイメージですが、「鮮烈な印象」の場合には、印象がくっきりと残るようなイメージになります。

また、「鮮明」は、画像や記憶などがあざやかであることを表す言葉です。「鮮烈」には「はげしい」というニュアンスがありますが、「鮮明」にはそれがありません。この2つの言葉もよく似た言葉ですが、このニュアンスの違いで使い分けましょう。

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「鮮烈」の対義語

鮮烈には以下のような対義語があります。

  • 不鮮明:あざやかでないこと
  • 不明瞭:はっきりと見分けられないこと

「不鮮明」とは、画像や記憶などがあざやかではなく、どこかぼんやりとしていることです。

また、「不明瞭」もぼんやりとして物体同士の境界が曖昧に見えることを表します。「不鮮明」が色と形の両方についてぼんやりしていることを指しうるのに対し、「不明瞭」は色がぼんやりとしている場合には使えません。

色と形のどちらに重きを置くかによって使い分けましょう。

「鮮烈」の英語訳

鮮烈を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • vivid
    (あざやかな)

vividは広く「あざやかな」という意味を持つ英単語です。日本語で「ビビッド」と書くと毒々しい色のイメージがありますが、英語のvividは生き生きとして鮮明な、ポジティブな印象を持ちます。

記憶や画像に対してだけでなく、人物の性格についてもvividを使うことができます。その場合には「はつらつとした」などという日本語訳になります。

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まとめ

以上、この記事では「鮮烈」について解説しました。

読み方鮮烈(せんれつ)
意味はっきりとして強烈なこと
類義語強烈、鮮明
対義語不鮮明、不明瞭
英語訳vivid(あざやかな)

鮮烈に覚えている物事は、意外と少ないものです。鮮烈なことが必ずしもいいことだとは限りませんが、鮮烈な記憶は大切なものなのかもしれませんね。

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