「政策」と「施策」の違いとは?使い方の例まで解説

違いのギモン

ニュース番組でよく耳にする「政策」と「施策」という言葉。身近な言葉ではないので、違いがよくわからないという人も多いと思います。

今回は「政策」と「施策」の違いについて説明します。

結論:計画と実行の違い

「政策」は大まかな方針のことです。

「施策」は策を実際に行うことです。

「政策」についてもっと詳しく!

「政策」とは漢字の通り「政治」の「策」のことです。行政の方針や方向性を政府や政治家が掲げたもののことを指します。

当然ですが、政治に関する策を指す言葉なので、一般企業などでは使われない言葉です。

「施策」についてもっと詳しく!

「施策」とは「政策」を実行することです。

ちなみに「施策」は「しさく」と読むのが正式な読み方です。「せさく」という読み方をよく耳にしますが、それはあくまで慣用読みなので気を付けましょう。

慣用読みと言うのは、正式な読み方ではないけれどよく用いられている読み方のことです。

「しさく」と読むと「試作」「思索」などの同音異義語が多いため、行政の場ではあえて「せさく」と読む場合が多いようですね。

 

また、「施策」には「実行すること」だけでなく「案そのもの」の意味も含まれています。ただし、「政策」という言葉とセットで使われる場合には「実行すること」の意味だけで使われることがほとんどです。

「政策」と「施策」の使い方の例

例えば「少子高齢化に歯止めをかける」という「政策」が出た場合には、「保育所を増やして子供を産みやすくする」などの具体的な策を実施することが「施策」になります。

「施策」と「計画」の違いは?

「施策」は、「政策」以外の事業計画や、それらを実行するときにも使われる単語です。そのため、政府以外の一般企業などでも使うことができます。

「施策」は、ほどこすべき案、実施すべき案と言う意味も含んでいます。

そうすると「計画」という言葉との違いは何でしょうか。わざわざ「施策」という難しい言葉でいう必要はあるのでしょうか。

「施策」とは「計画」よりも広い範囲の「策」というニュアンスが強いです。

「計画」というのは「施策」の中の一部分や、より細かい手順や順序に焦点を当てた時に使うといいでしょう。

まとめ

以上、この記事では「政策」と「施策」の違いについて説明しました。少し難しい言葉ですがしっかり違いを理解できるといいですね。

  • 政策:政治におけるおおまかな方針のことです。
  • 施策:実施すべき策。または、策を実行することです。

今後、ニュースを見るときには「政策」と「施策」がどのように使われているかを、ぜひ意識して聞いてみてください。