どう使い分ける?「見る」「観る」「視る」の違い

違いのギモン

目で何かを認識することを「みる」と言いますが、漢字にしてみると「見る」「観る」「視る」の 3つがあります。それぞれをどのように使い分けたらよいか、迷ったことのある方も多いのではないでしょうか。

今回は「見る」「観る」「視る」の違いについて解説します。

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結論:「見る」は視覚に入る、「観る」は念を入れる、「視る」は注意を向ける

「見る」とは視覚を働かせて人や物の存在を認識することであり、最も広い意味です。

また、「観る」とは念を入れて見回すことです。

そして、「視る」とはより注意して視線を注ぐことを指します。

「見る」をもっと詳しく


「見る」とは、視覚を働かせて人や物の存在をとらえ、形や内容を認識することです。意識せずに何かが視界に入ってきたというニュアンスを出したい場合は「見る」を用います。

ただ、どういう風に「みる」かどうかは定義されていないため、後に解説する「観る」と「視る」の意味も「見る」には含まれています。

また、「見る」には、視覚に限らずあらゆる感覚を使って物事をとらえるという意味もあります。例えば、「味を見る」という使い方があります。

「見る」の使い方の例

  1. 昨日、テレビ番組に父親の好きな俳優が出ているのを見た。
  2. 窓から外を見る。
  3. 軽くランニングをして体の調子を見る。

➊は、意識的にテレビに目を向けているのではなく、何気なく視界に入ったというニュアンスになります。➌に関しては、体全体の感覚で調子の良し悪しをとらえようとしている様を表します。

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「観る」をもっと詳しく


「観る」とは、念を入れて目を向けることを表します。そのため、ドラマや風景など、意識的に視線を向ける物に対して用いられます。

「観る」の使い方の例

  1. 昨日、テレビでサッカーの試合を観た。
  2. 歌舞伎座で芝居を観る。
  3. 毎年、富士山に登って初日の出を観る。

➊は、意識的にテレビに視線を注いでいるというニュアンスです。

「視る」をもっと詳しく


「視る」とは、より注意を向けて視線を注ぐことを意味します。「観る」に比べて、視察や監視、そして査定といったニュアンスがあります。

「視る」の使い方の例

  1. 被災地を視る。
  2. 社員が働いている現場を視る。
  3. 客観的に視る。

➊は視察、➋は監視、そして➌は査定です。

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まとめ

以上、この記事では、「見る」「観る」「視る」の違いについて解説しました。

  • 見る:視覚で人や物をとらえること
  • 観る:念を入れて見回すこと
  • 視る:注意を向けて視線を注ぐこと

「見る」「観る」「視る」はそれぞれにニュアンスの違いがあるため、状況に応じて使い分けましょう。また、「見る」は他の 2つを代用する形で用いられることがあるため、その時にはどの意味で使われているのかを把握できるようにしておきましょう。

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