「スクランブル」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「スクランブル」です。

「スクランブル」の意味・使い方・語源についてわかりやすく解説します。

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「スクランブル」とは?

スクランブル(scramble):ごちゃまぜなさま。かき混ぜること。緊急発進すること。

「スクランブル」の意味を詳しく

「スクランブル」は、以下の3つの意味に分けられます。

ごちゃまぜ

1つ目がごちゃまぜという意味です。ごたごたしながら動き回る様子を表します。

この意味では、「スクランブル交差点」が1つの使用例です。スクランブル交差点は、歩行者が複数の方向に入り乱れて横断する交差点という意味です。英語では、一般的に “pedestrian scramble” と呼ばれ、直訳すると「歩行者のスクランブル」という意味です。

かき混ぜる

2つ目がかき混ぜるという意味です。

身近な例として、「スクランブルエッグ」があります。スクランブルエッグは、卵に牛乳や塩コショウを加えて、かき混ぜながらフライパンで炒める卵料理です。英語では “scrambled egg” と言い、発音は「スクランブルドエッグ」ですが、日本語では「ド」は省略されることが多いです。

また、技術用語でデータや信号を変調することをスクランブルと言います。データや信号に変換・演算を施し、内容を損なわずに元の状態とは異なる乱雑な状態にかき乱す技術です。テレビの有料放送で秘匿性をもたせるために使われ、放送事業者と受信契約をした者だけが正常に視聴できます。

緊急発進

3つ目が緊急発進という意味です。軍事用語で戦闘機や飛行機などが緊急発進することをスクランブルと言います。緊急発進とは、防空識別圏に無許可の正体不明の飛行機が来た場合に、飛行機の識別をして状況確認したり、警告して追い払ったりする措置です。

防空識別圏:航空機の敵味方を識別するために、特定の距離が設定されている国の防空範囲。

また、アメリカンフットボールでクォーターバックがパスできないと判断して自らボールを持って突進する、つまり緊急発進することもスクランブルと言います。

クォーターバック:アメリカンフットボールにおいて、司令塔として攻撃の起点となるポジション。
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「スクランブル」の使い方

  1. 渋谷のスクランブル交差点を渡る。
  2. 朝食にスクランブルエッグを作った。
  3. このチャンネルは衛星放送でスクランブルをかけている。
  4. 航空自衛隊の戦闘機がスクランブルをし、退去警告を行った。
  5. クォーターバックがスクランブルをかけた。

上の例文のように、「スクランブル」は複数の意味があります。

名詞として使う場合は、どの意味で使っているかわかるように他の言葉を補うことが多いです。たとえば、「スクランブル交差点」「スクランブルエッグ」「スクランブル放送」のように使います。

④の緊急発進という意味では、スクランブル単体で使ったり、緊急発進と言い換えたりします。「スクランブル発進」と意味が重複して使われていることもあります。

また、動作の意味で用いる場合は「スクランブルをかける」という表現をすることが多いです。

「スクランブル」の語源

スクランブルの語源は英語の “scramble” です。

もともとは「きびきびと這って進む」「敏捷(びんしょう)に動く」という意味がありました。その様から「誰にも負けじと争奪する」「入り乱れる」「ごちゃまぜにする」という意味として使われるようになりました。

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まとめ

以上、この記事では「スクランブル」について解説しました。

英語表記スクランブル(scramble)
意味ごちゃまぜなさま。かき混ぜること。緊急発進すること。
語源英語のscramble

全く同じ意味の日本語がないため、そのまま使われることが多い「スクランブル」ですが、一般的な名詞だけでなく、軍事用語、技術用語など幅広い分野で使われているカタカナ語です。混同することなく使い分けていきたいですね。

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