「スケールメリット」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「スケールメリット」です。
「スケールメリット」の意味、使い方、語源、類義語についてわかりやすく解説します。

「スケールメリット」の意味をスッキリ理解!

スケールメリット(scale merit):規模を大きくすることによって得られる効果や利益

「スケールメリット」の意味を詳しく

「スケールメリット」とは、規模を大きくすることによって得られる効果や利益のことです。

事業の経営や商品の生産などの、ビジネスの世界に関する言葉です。

たとえば、ひとつの企業の規模が拡大することで、以下のようなメリットが得られます。

  • 生産効率の向上
  • 知名度の上昇
  • 信頼の獲得
  • バイイングパワーの向上

それぞれを詳しく解説していきます。

「生産効率の向上」の意味

企業の規模が拡大すると、生産する商品の量も増加します。生産量が増えると、商品ひとつあたりにかかる費用が少なくなります。

商品を製造するためには、その商品を企画するための人件費や、生産するための工場などが必要になります。

1億円かけて工場を作ったのにも関わらず、商品を10個しか作らない場合、商品ひとつあたりの費用は、工場代だけでも1000万円になってしまいます。

しかし、商品を1億個作れば、工場代はひとつ当たり1円に抑えることができるのです。

「知名度の上昇」の意味

企業の規模が大きくなればなるほど、知名度が上がります。

何度も見かけるチェーン店などは、自然と人の目に入っていくので、広告費をかなくても商品が売れやすくなるのです。

「信頼の獲得」の意味

企業規模が大きくなり、店舗数が増えたりすることで企業の信頼度は上がっていきます。

何の会社かもわからない、名前を聞いたことのない企業の商品よりも、名の知れた大企業の商品の方が信用しやすいです。

消費者は、商品や企業のことをたいして調べていなくても、「こんな大企業ならばきっと大丈夫だろう」「商品もしっかりしているだろう」と考えるのです。

「バイイングパワーの向上」の意味

「バイイングパワー」とは、「大企業やチェーン店が持っている、大きな販売力を背景とした大きな購買力や仕入れ力」のことです。

大企業やチェーン店は、大きな販売力、販売の機会があるため、仕入れの量も段違いに多いです。

そのため、原材料などの仕入れを一括で大量に買い付けることで、売り手に対する価格交渉力などが強くなります。

お得意様である買い手の要求は通りやすいのです。

「スケールメリット」の使い方

「スケールメリット」には以下のような使い方があります。

  1. スケールメリットを計算した事業計画を立てた。
  2. スケールメリットによって、大企業はさらに成長しやすくなる。

「スケールメリット」の語源

「スケールメリット」の語源は英語の “advantage of scale” です。

「スケールメリット」とは、「規模」という意味の “scale” (スケール)と、「利点」という意味の “merit” (メリット)をつなげて作られたカタカナ語ですが、和製英語であり、正しい英語ではありません。

正しくは、 “advantage of scale” や “economies of scale” などと表現されます。

「スケールメリット」の類義語

「スケールメリット」は、以下のように言い換えることができます。

  • 規模の優位性
  • 規模の経済

まとめ

以上、この記事では「スケールメリット」について解説しました。

英語表記スケールメリット(scale merit)
意味規模を大きくすることによって得られる効果や利益
語源「規模の優位性」という意味の “advantage of scale” から
類義語規模の優位性、規模の経済

「スケールメリット」は、ビジネスにおいて非常に重要になる考えです。この機会に、意味や使い方をしっかりと理解しておきましょう。