「ソーセージ」と「ウインナー」の違いとは?わかりやすく解説

違いのギモン

「ウインナー」と「ソーセージ」。皆さんはそれぞれ何をイメージしますか。お弁当のタコさんウインナーと魚肉ソーセージでしょうか。それともナポリタンの具材とバーベキューの食材でしょうか。

どちらも私たちの生活に身近な食材、「ウインナー」と「ソーセージ」。実は明確に違いを知らない人も多いのではないでしょうか。今回は両者の違いを解説します。

結論:ソーセージはウインナーを含む

ソーセージとは、挽肉を動物の腸に詰めた、加工食品です。ウインナーはソーセージの中で、羊の腸を使用したもの、あるいは太さが 20mm 未満のものを指します。

ソーセージ


ソーセージとは、豚肉や牛肉などの肉を挽肉にし、香辛料と練り合わせ、腸などに詰めた食肉加工品です。多くの種類がありますが、次の3つが有名です。

ウインナーソーセージフランクフルトソーセージボロニアソーセージ
腸による区別羊腸を使用豚腸を使用牛腸を使用
太さによる区別太さが 20mm 未満太さが 20mm 以上 36mm 未満太さが 36mm 以上

 

元々この3種類のソーセージの違いは、肉を詰めるのに使う腸の違いでした。

しかし、現在では人工的に作った腸によるソーセージが一般に普及しています。このような場合には、ソーセージの太さによってウインナーソーセージ、フランクフルトソーセージ、ボロニアソーセージの3つに区分します。

ウインナー


ウインナーとはソーセージの中で、羊腸を使用したもの、あるいは太さが 20mm 未満のもののことを指します。オーストリアの首都ウィーン発祥のソーセージであるため、この名前がつきました。

まとめ

ソーセージの種類として、ウインナーやフランクフルト、ボロニアなどがあります。元々は腸の種類の違いでしたが、現在では太さの違いで分けることも多いです。

以上、この記事では「ソーセージ」と「ウインナー」の違いについて解説しました。

  • ソーセージ:挽肉を腸に詰めた食肉加工品
  • ウインナー:羊腸をつかった、あるいは細めのソーセージ

ちなみにフランクフルトはドイツの都市、ボロニアはイタリアの都市です。代表的なソーセージ3つには、それぞれ発祥となった地名が名前となっています。