今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ソース」です。
「ソース」の意味・使い方・語源・類義語についてわかりやすく解説します。
☆「ソース」をざっくり言うと……
英語表記 | ソース(source, sauce ) |
---|---|
意味 | 調味料の一種、出典 |
語源 | 英語の “source, sauce ” |
類義語 | サイト、クォーテーションなど |
「ソース」とは?
「ソース」の意味を詳しく
「ソース」には、大きく分けて2つの意味があります。1つ目が、料理のときにつかう調味料です。西洋料理で主に使用されますが、種類がとても多いです。こちらは、普段の生活でよく使用する意味なので、馴染みが深い方も多いです。
もう1つの意味は、「出典」という意味です。「情報の出処」「源泉」を「ソース」と言います。場合によっては、「引用元」という意味もあります。
「ソース」の使い方
- サイトのソースが不明なので、信頼に値しない。
- 誰が書いた論文なのかというソースが分からない。
- ソースコードを見れば、どのようなアプリか分かる。
「出典」という意味で「ソース」を使用するのは、何か文章を書くときが多いです。「ソースを明記する」のように使用します。「調味料」の意味で使うときは、「ソースをかける」です。意味と使い分けは文脈で判断するべきです。
①の例文は、ウェブサイトに関する例文です。「サイトのソース」は、「ウェブサイトを作成する際に、参考したもの」という意味です。
③の例文は、プログラミングに関する例文です。 プログラミング用語としても、「ソース」は使用されます。プログラミングでよく使用されるのは、「ソースコード」です。プログラミングは、コードを書く必要があります。それをもとにアプリケーションが動きます。
そのため、「ソースコード」と呼ばれるのです。
「ソース」の語源
「ソース」の語源は、英語の “source” と “sauce” です。 “source” は、「出典」という意味です。 “sauce” が「調味料」です。カタカナ語では、どちらも「ソース」と書きます。しかしながら、語源は異なっているのです。スペルもよく似ているので、書くときには気をつけましょう。
「ソース」の類義語
「ソース」には以下のような類義語があります。
- サイト:引用する
- クォーテーション:引用
「クォーテーション」は、「引用」という意味のカタカナ語です。よく引用文や英単語を囲むマークを「クォーテーションマーク」と呼びます。そのため、「サイト」に比べてよく使われるカタカナ語です。
「クォーテーションする」「クォーテーションを入力する」という形で使用します。文書を書く際には、よく使う単語です。きちんと「クォーテーション」が扱えているかどうかで、文書の読みやすさが変わってきます。
まとめ
以上、この記事では「ソース」について解説しました。
英語表記 | ソース(source, sauce ) |
---|---|
意味 | 調味料の一種、出典 |
語源 | 英語の “source, sauce ” |
類義語 | サイト、クォーテーションなど |
「ソース」は、身近なカタカナ語です。「調味料」という意味を知っていても、「出典」という意味を知らないと言う人も多いです。間違って使うと大変なことになるので気をつけたいですね。
ぜひこの記事で、「ソース」の意味や使い方を理解して、実際の生活で応用できるようになりましょう。