「流言(りゅうげん)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「流言(りゅうげん)」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「流言」の意味をスッキリ理解!

流言(りゅうげん):根拠のない、自然に発生するうわさ

「流言」の意味を詳しく

「流言」は、「根拠のない、自然に発生するうわさ」を意味する熟語です。これは、一般的に口伝えなどによる、真偽が確かになっていない情報などのことを指します。

似たような意味を持つ言葉に「デマ」がありますが、「流言」と「デマ」には異なる部分があります。それは、その情報が目的を持って流されたかどうかという点です。

「流言」は、与えられた情報の足りない部分を、人々が憶測や想像で創り上げることで生まれます。一方、「デマ」は人や物を動かす意図を持って情報を作り変えることで出来上がります。意味の違いを押さえておきましょう。

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「流言」の使い方

  1. 大きな災害が発生すると、その後に流言が飛び交うことは少なくない。
  2. 会社じゅうに流言が飛び交って、なにが真実なのか分からない。
  3. 今は流言蜚語に惑わされず、きちんと仕事をやるだけだ。

③の「流言蜚語」は、「根拠のないうわさ」という意味を持つ四字熟語です。「蜚語」は「流言」と同じ意味の言葉です。また、「蜚語」は「飛語」とも表記します。

「流言」の語源

「流言」の出典は『礼記・儒行(らいき・じゅこう)』にあると言われています。

『礼記』とは、儒教の規範である礼について記されている書物です。その中でも、『儒行』という編には、儒学者のあるべき振る舞いについての問答が収められています。

『礼記・儒行』では、「根拠のない噂を問い詰めない」という主旨の文章が登場します。この文章の中で、「流言」という熟語は登場します。

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「流言」の類義語

流言には以下のような類義語があります。

  • 流説(りゅうせつ):人が言いふらす根拠のない話
  • 浮言(ふげん):根拠がなく、いいかげんな噂
  • 蜚語(ひご):無責任で根拠がない噂
  • 浮評(ふひょう):根拠のない噂

「使い方」の項目でご紹介したように、「流言」の類義語の一つである「蜚語」は、「流言」と一緒になって「流言蜚語」という四字熟語を構成します。

「流言」の英語訳

流言を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • rumor
    (うわさ、風説、風評)
  • canard
    (デマ、流言、作り話)
“rumor” に関して、「流言」としてのニュアンスをより強調する際には、“groundless” という形容詞を前に付けることもあります。”groundless” は「根拠のない」という意味です。“groundless rumor” とすると「根拠のない噂」という意味になりますね。

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まとめ

以上、この記事では「流言」について解説しました。

読み方 流言(りゅうげん)
意味 根拠のない、自然に発生するうわさ
語源 『礼記・儒行』
類義語 流説、浮言、蜚語など
英語訳 rumor(うわさ、風説、風評)など

「流言」の意味を理解する際に、正しく理解しておきたいポイントは、それが自然に発生するものであるという点です。類義語や英語訳とあわせて、きちんと確認しておきましょう。

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