ことわざ「瑠璃も玻璃も照らせば光る」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「瑠璃(るり)も玻璃(はり)も照らせば光る」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「瑠璃も玻璃も照らせば光る」の意味をスッキリ理解!

瑠璃(るり)も玻璃(はり)も照らせば光る:優れた人は、どこにいても目立つということ

「瑠璃も玻璃も照らせば光る」の意味を詳しく


「瑠璃も玻璃も照らせば光」は、優れた才能を持つ者や能力のある人間は、どこにいても目立つという意味のことわざです。また、優れた才能を持つものは、活躍の場を与えられれば本領を発揮するということも表します。

「瑠璃」とは、青い色の宝玉の名称です。別名ラピスラズリといいます。

 

一方、「玻璃」とは、水晶のことです。石英という鉱物の結晶で、基本的に無色透明です。六角柱の先端をとがらせたような形をしています。

どちらも価値が高く、装飾品として昔から人気のある物質です。

このことわざは、才能のある人・高い能力を持つ人のことを「瑠璃」「玻璃」という価値ある宝石にたとえています。また、活躍し、目立つことを「光る」と表現しています。

「瑠璃も玻璃も照らせば分かる」とは?

「瑠璃も玻璃も照らせば光る」と似ていることわざとして、「瑠璃も玻璃も照らせば分かる」があります。

「瑠璃も玻璃も照らせば分かる」は、似ているものでも、方法次第で見分けることができるという意味です。

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「瑠璃も玻璃も照らせば光る」の使い方

  1. 瑠璃も玻璃も照らせば光るというから、この学校でトップの成績をとりつづけた彼は、新聞記者になっても活躍するだろう。
  2. 彼は運に恵まれず、公式戦には出たことがない。しかし、実力は部内随一だ。瑠璃も玻璃も照らせば光るのであれば、きっと良いプレーをしてくれるだろう。
  3. 彼が店長になった途端、店の売り上げが1.5倍になった。活躍の場を手にしたとたん結果を出すあたり、瑠璃も玻璃も照らせば光るといったところか。
➀の例文は、優れた人はどこにいても目立つという意味で「瑠璃も玻璃も照らせば光る」を使用しています。

一方、➁と➂の例文は、優れた人は活躍の場を与えられれば力を発揮するという意味で「瑠璃も玻璃も照らせば光る」としています。

「瑠璃も玻璃も照らせば光る」の由来

「瑠璃」と「玻璃」は、昔から価値ある宝石であるとされていました。

『無量寿経』という大乗仏教(※1)の経典(きょうてん)(※2)によると、仏教における7つの宝石として金・銀・瑠璃・玻璃・硨磲(しゃこ)・瑪瑙(めのう)・珊瑚(さんご)が挙げられています。

瑠璃も玻璃も特別な宝石であり、石ころなどに紛れていたとしても、照らせば特有の輝きを放つことから、「瑠璃も玻璃も照らせば光る」ということわざが生まれました。

  • 大乗仏教(※1):仏教の二大流派の一つ
  • 経典(※2):仏教の教えを記した書物のこと
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「瑠璃も玻璃も照らせば光る」の類義語

「瑠璃も玻璃も照らせば光る」には以下のような類義語があります。

  • 紅(くれない)は園生(そのう)に植えても隠れなし:優れた人は、どんな場所にいても目立つということ

「瑠璃も玻璃も照らせば光る」の英語訳

「瑠璃も玻璃も照らせば光る」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • The sun seeth all things and discovereth all things.
    (太陽は全てを見て、全てを見出す。)

“seeth” は、「見る」という意味の動詞 “see” に、三人称単数形を表す “eth” がついたものです。この用法は、現在では古語にあたります。

また、 “discovereth” も “discover” に “eth” がついた形です。

ちなみに、瑠璃は英語で “lapis lazuli” 、玻璃は英語で “crystal” です。

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まとめ

以上、この記事では「瑠璃も玻璃も照らせば光る」について解説しました。

読み方 瑠璃(るり)も玻璃(はり)も照らせば光る
意味 優れた人は、どこにいても目立つということ
由来 瑠璃も玻璃も、照らせば特有の輝きを放つことから
類義語 紅は園生に植えても隠れなし
英語訳 The sun seeth all things and discovereth all things.(太陽は全てを見て、全てを悟る。)

「瑠璃も玻璃も照らせば光る」は、簡単に言うと、実力通りの結果が出るということです。

裏を返すと、能力がない人が苦手なことをしても、すぐにばれてしまうということです。

徹底的に自分の強みだけを磨くという生き方も、「瑠璃も玻璃も照らせば光る」を踏まえると良いかもしれません。

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