「ルート」の意味とは?使い方から英語や類語まで例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ルート」です。

「ルート」の意味・使い方・語源・類義語についてわかりやすく解説します。

☆「ルート」をざっくり言うと……

英語表記ルート(route)
意味
語源英語の “route”
類義語ロード、ウェイなど

「ルート」とは?

ルート(route):道

「ルート」の意味を詳しく

「ルート」は「道」が主な意味のカタカナ語です。大きく分けて2つの意味があります。1つ目が平方根です。何かの数字を2回かけた数字を表す時に使用する記号です。

もう1つが「道」「道筋」「通路」という意味です。全般的に「道」に関する意味ですが、「方法」「手段」という意味で使われることもあります。

「ルート」の使い方

  1. ルートの9というのは、3のことである。
  2. 東南アジアの輸出入ルートを封鎖する。
  3. ルート検索を行う。

「ルート」を使用するのは計算に関する時や、ビジネスに関して言及するときです。

①の例文は計算に関する例文です。ここでの「ルート」は「平方根」という意味です。数字で意味を見分けましょう。

②の例文は国際社会に関する例文です。ここでの「ルート」は「手段」「経路」という意味です。誰が何を手に入れて、その物がどこへ向かうのかという一連の流れのことを「ルート」と言います。

この用法はこうした輸出入だけに関わらず、商品の販売や流通についても使用します。

 

③の例文は交通機関に関する例文です。この「ルート」は「道」という意味で間違いありません。しかしながらニュアンス的に「乗り換え」「乗り継ぎ」という意味が入っています。

よくアプリで「ルート」を検索すると、電車の乗り継ぎを案内されます。これと同じで、「ルート」は「ただの道」という意味だけでなく、交通機関の乗り継ぎという意味合いもあるのです。

「ルート」の語源

「ルート」の語源は英語の “route” です。日本語と全く同じく「道」という意味があります。また、「平方根」の「ルート」とは語源が異なっています。「平方根」の場合は “root” が語源になっています。この単語には、「根っこ」という意味もあります。

「ルート」の類義語

「ルート」には以下のような類義語があります。

  • ロード:道
  • ウェイ:道
「ロード」は「道」という意味のカタカナ語です。こちらも日常的にとてもよく使用する単語の1つです。「ルート」と異なっているのは、「ロード」は「道そのもの」を表している点です。

つまり、どの道を通って目的地まで向かうというような経路の意味はなく、ただ単に「道」という意味なのです。

「ロード」は名前の一部として使用することがよくあります。たとえば「サイクリングロード」「シルクロード」などの道の名前です。

 

「ウェイ」も「道」を表す単語の一部です。ただ「ロード」「ルート」に比べてあまり使用頻度が高くありません。同じ英語を語源にする単語同士ですが、「ウェイ」はカタカナ語としてそれほど浸透していないからです。

しかしながら、実際の生活でも「ウェイ」がついた単語を見かけることがあります。例えば「ハイウェイ」です。「ハイウェイ」は「高速道路」を表すカタカナ語です。また、「ブロードウェイ」として使われることもあります。

「ブロードウェイ」はもともとニューヨークの地名でした。ミュージカルがあることで有名です。それが由来になって、「劇場街」という意味で使用されています。

まとめ

以上、この記事では「ルート」について解説しました。

英語表記ルート(route)
意味
語源英語の “route”
類義語ロード、ウェイなど

「ルート」はとてもよく使うカタカナ語です。特にカーナビを操作するだけでも、「ルート検索」というボタンを使わなければなりません。車を運転する人にとっては必須の単語です。

ぜひこの記事で「ルート」の意味や使い方を覚えて日常の生活でも使いこなせるようになりましょう。