「籠城(ろうじょう)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「籠城(ろうじょう)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「籠城」の意味をスッキリ理解!

籠城(ろうじょう):城の中に立てこもり敵を防ぐこと。家などに引きこもって一歩も外に出ないこと。

「籠城」の意味を詳しく


「籠城」のもともとの意味は、「戦において、自分たちの城の中に立てこもり敵を防ぐこと」です。

そこから転じて、現在では「家などに引きこもって一歩も外に出ないこと」という意味で用いられています。たとえば、「誰かが部屋にこもって黙々と作業をしている様子」や、「犯人が人質をとって建物の中に立てこもっている状態」などを表します。

なお、「籠城」は「篭城」と表記することもできます。

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「籠城」の使い方

籠城は、「〜する」をつけ、動詞の形で用いられることが一般的です。

具体的には、以下のような例文が挙げられます。

  1. 籠城作戦で、敵軍の攻撃をしのぐ。
  2. 原稿の締め切り期日が差し迫り、彼は自分の書斎に籠城している。
  3. 「包丁を持った犯人が、あの建物の中に籠城しているという情報が入ってきています。」

①は、「戦において、自分たちの城の中に立てこもり敵を防ぐこと」という意味で「籠城」が用いられている例です。

一方、②と③では、「籠城」を「家などに引きこもって一歩も外に出ないこと」という意味で使用しています。

「籠城」の類義語

籠城には以下のような類義語があります。

  • 蟄居(ちっきょ):家の中に引きこもっていること
  • 缶詰め(かんづめ):一定の場所に人を閉じ込めて、外部との交流を断った状態におくこと

「蟄居」は、昆虫などが冬眠する際に、地中にこもる様子から生まれた言葉です。「蟄」という漢字には、虫が土の中で冬ごもりをするという意味があります。

また、「蟄居」は、書き言葉として用いられることが一般的です。

「缶詰め」は、他人によって一定の場所に閉じ込められている状態を言います。たとえば、「原稿の締め切りが近いので、編集担当者は小説家を書斎に缶詰めにした」などと用います。

それに対して「籠城」は、自主的に立てこもっている状態を指しています。

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「籠城」の対義語

籠城には以下のような対義語があります。

  • 開城(かいじょう):戦において、敵軍に降伏して城や要塞(ようさい)を明け渡すこと

「開城」は、「城などの中にたてこもって敵を防ぐこと」という意味の対義語です。

「籠城」の英語訳

籠城を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • holing up (in)
    (〜にこもる)
  • be besieged
    (立てこもる、籠城する)
  • holding a castle (during a siege)
    ((攻撃の間、)城に立てこもる)

holing up (in) は、in の後に立てこもっている場所を記します。

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まとめ

以上、この記事では「籠城」について解説しました。

読み方 籠城(ろうじょう)
意味 城の中に立てこもり敵を防ぐこと。家などに引きこもって一歩も外に出ないこと。
類義語 蟄居、缶詰め
対義語 開城
英語訳 holing up (〜にこもる)

テスト前日に、図書館や自習室に「籠城」した経験のある人も多いのではないでしょうか。

「籠城」の意味をきちんと理解して、正しく使いこなせるようにしましょう。

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