リマインダーとは?意味や使い方をビジネスメールの例文付きで解説

言葉

リマインダーとは「忘れることを予防するために思い出させてくれるもの」という意味です。

リマインダーというアプリもありますが、一体何だろうと思ったことはありませんか。

そこで今回はリマインダーの意味や使い方を丁寧にわかりやすく解説します。

「リマインダー」の意味

リマインダー
忘れることを予防するために思い出させてくれるもの
例:リマインダーが役立った。

リマインダーとは、「忘れることを予防するために思い出させてくれるもの」という意味です。

たとえば、明日学校に持っていく提出物があったとします。

提出物を持っていくことを忘れないために「明日提出物あり」などのメモを部屋の見やすい位置に張っていたら、このメモをリマインダーと呼びます。

メモではなくても「何か重要なことを思い出させてくれるもの」であれば、リマインダーです。

たとえば、以下のようなリマインダーがあります。

  • メモ
  • 付箋
  • スマホのリマインダーアプリ
  • ホワイトボード
  • 電話(リマインドコール)
  • FAX
  • SNS
  • メール
  • 人に教えてもらう

この他に、パスワードを忘れた時にヒントとなるメールなどが届く場合がありますが、こちらをパスワードリマインダーと呼びます。

また、「忘れ防止」という意味はなく、「何かを思い出させてくれるもの」という意味合いでリマインダーをまれに使用することもあります。

こちらはたとえば、記念品や写真が該当します。

「リマインダー」のアプリ

スマートフォンにはリマインダーの機能を持った以下のようなアプリが存在します。

  • Apple純正のリマインダーアプリ
  • リマインダーがあるGoogleカレンダーアプリ

主にiPhoneユーザーが使用しているのが、Apple純正のリマインダーアプリです。

一方で、Androidユーザーが中心となって使用しているのが、Googleカレンダーのリマインダー機能です。

どちらも忘れてはいけないことや予定をアプリ内に記述します。

そして、期日直前や当日になれば、スマートフォンにプッシュ通知が来るので、やるべきことを思い出せます。

週1回や毎月15日といった日時の設定もできるので便利です。

「リマインダー」の使い方

リマインダーは日常生活からビジネスまで、幅広い分野で使用します。

具体的なシチュエーションとしては以下のようなものがあります。

  • 書類の提出をお願いする時
  • 会議の日時と場所を再確認してほしい時
  • イベント開催の数日前
  • 出席やアンケートの回答を催促したい時
  • 宿題を忘れたくない時

実際の例文には以下のようなものがあります。

  1. リマインダーを見て思い出した。
  2. リマインダーのアプリを確認する。
  3. 今から予定をリマインダーに書き込む。
  4. 忘れないようにリマインダーを設定しておく。
  5. スマホのリマインダー機能が便利すぎる。
  6. リマインダーとしてホワイトボードに大きく書いておく。
  7. リマインダーとして書いておけば大丈夫だろう。
  8. リマインダーのおかげで忘れずに済んだ。
  9. リマインダーするの忘れていました。
  10. リマインダーメールが届いた。

ちなみに、年配の方だとリマインダーが通じない可能性があるので、「再確認」などに置き換えてあげると親切です。

「リマインダー」の語源

リマインダーの語源は英語の “reminder” です。

以下のような意味があります。

  1. 何かを思い出させてくれる物や人
  2. 思い出
  3. 肩身
  4. 記念品
  5. 暗示
  6. 注意
  7. 合図
  8. 通知書

「リマインダー」の類義語

リマインダーの類義語には以下のようなものがあります。

  • リマインド
    思い出させる
  • 念のため
    万が一に備えて
  • 再確認
    再び確認すること
  • 注意喚起
    注意を促すこと
  • 備忘録
    忘れないように書き残すこと
  • スケジュール
    予定
  • アラーム
    時刻を音で教えてくれる機能、警報
  • To doリスト
    やることを書いたリスト

「リマインダー」と「リマインド」の違い

リマインダーとリマインドの違いは以下の通りです。

  • リマインダー(reminder)
    思い出させること(名詞)
  • リマインド(remind)
    思い出させる(動詞)

これらの単語は非常に似ていますが、違いは名詞か動詞かです。

会話ではリマインドの方が使いやすいでしょう。

リマインドを使った例文
  • 明日の会議の資料、持ってくるようにリマインドしてね。

例文のように「リマインドする」という形でよく使用します。

「リマインダーメール」の書き方

リマインダーメールを書く時は以下のようなポイントを抑えるとよいでしょう。

  1. 何を再確認してほしいのかタイトルなどで分かりやすく伝える
  2. クッション言葉を使って上から目線にならないように注意する
  3. 「義務ではなく、あくまでもお願い」というニュアンスを出す
  4. 回答が欲しい場合は、回答の期日もきちんと併記する
  5. 行き違いになった時のためにお詫びの言葉を入れる

これらを踏まえて記述したリマインダーメールはこちらです。

タイトル:【リマインダー】立食パーティーの開催について

お世話になっております。〇〇です。

先日ご案内した立食パーティーについてですが、開催が今週末の土曜日となっています。
日程のお間違えがないよう改めてご案内させていただきました。

また、お車でお越しになられる場合は駐車場を手配させていただきますので、6日までにお伝えいただければ幸いです。

もし、こちらのメールが行き違いになっていたら申し訳ございません。
お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いたします。

こちらは一例ですが、応用しながらリマインダーメールを作成するとよいでしょう。

「リマインダー」のまとめ

以上、この記事ではリマインダーについて解説しました。

読み方リマインダー
意味忘れることを予防するために思い出させてくれるもの
語源英語の “reminder”
類義語リマインド
念のため
再確認 など
リマインダーメールの書き方何を再確認してほしいのかタイトルなどで分かりやすく伝える
クッション言葉を使って上から目線にならないように注意する
「義務ではなく、あくまでもお願い」というニュアンスを出す など

リマインダーは日常的に使用する単語です。

スマホアプリにもなっているので、身近なカタカナ語ですね。

ぜひ、この記事を参考にして意味や使い方を覚えましょう。