「励行(れいこう)」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「励行(れいこう)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「励行」の意味をスッキリ理解!

励行(れいこう):決めたことを実行すること

「励行」の意味を詳しく

「励行」とは、自分自身で決めたことや規則などをその通りに実行することです。

「励」という字には「力を入れておこなう」「はげむ」という意味があります。また、「行」という字には「おこなう」「する」という意味があります。

このことから、「励行」は「はげむ」という意味になります。「はげむ」という言葉には「精を出して熱心に努める」という意味があり、「決めたことを実行する」という意味に繋がるのです。

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「励行」の使い方

  1. インフルエンザが流行しているので、最近は手洗いうがいを励行しています。
  2. 彼女は毎朝、10分の読書を励行している。

上記の例文のように、「励行」はなにか物事を続けているときによく使われます。

①の例文では、「手洗いうがい」という決められたことを実行しています。

同様に、②の例文でも「10分の読書」が「自分のルール」として励行されています。

このように、個人や集団で決めたことを忠実に守り、はげむ場面で「励行」が使われます。

「励行」の類義語

励行には以下のような類義語があります。

  • 遵守(じゅんしゅ):習慣・法律などを守ること
  • 遵奉(じゅんぽう):法律の指示にしたがって行動すること
  • 履行(りこう):約束などを実行すること

「遵守」「遵奉」「履行」には「励行」と同様に、「決めたことや決まったことを実行する」という意味があります。

「遵守」は「励行」より、もっと根本的な習慣や法律など、もともと決められているルールを守るという意味です。

「遵奉」は法律や教義などにしたがうという意味です。「遵守」と近い意味になりますが、「遵奉」の方がより「決まっていることを尊重する」というニュアンスが強くなります。

「履行」は、約束や契約など、自分と他者の間で結んだルールを実行するという意味です。

 

それぞれ少しずつニュアンスが変わるので、「どんなことを実行するのか」という観点で使い分けましょう。

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「励行」の対義語

励行には以下のような対義語があります。

  • 違反:ルールに背くこと
  • 反則:ルールを破ること

「違反」「反則」は、どちらも「ルールを破る」という意味の言葉です。

「違反」は「法律違反」「交通ルール違反」「契約違反」など、処罰の対象になるような重大な場面で使われます。

一方で「反則」は、法律に違反したときなどにも使われますが、スポーツのルールなどのように、ある集団の中での決まりごとを破った場合に多く使われます。「違反」の場合よりも軽いイメージがあります。

なお、「反則」は、「三回破ったら退場」などのように回数によって罰則が課される場合もあります。

「励行」の英語訳

励行を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • enforce
    (実施する)
  • observe
    (守る)

enforceには「実施する」という意味があります。

enforce単体では「はげむ」というニュアンスが薄くなってしまうので、このニュアンスを強調したい場合には、後ろにrigidly(厳しく)などをつけましょう。

また、「ルールを守る」というニュアンスで使いたい場合には、observeが自然です。

「励行する」という言葉そのものを英語で表現するのは難しいので、強調したい意味や文脈によって単語を使い分けましょう。

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まとめ

以上、この記事では「励行」について解説しました。

読み方励行(れいこう)
意味決めたことを実行すること
類義語遵守、遵奉、履行
対義語違反、反則
英語訳enforce(実施する)

一度決めたことを我慢強く続けるのは大変なことですが、決めたからには、いい結果がもたらされると信じて「励行」していきたいですね。

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