「リカバー」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「リカバー」です。

「リカバー」の意味・使い方・語源・「リカバリー」との違いについてわかりやすく解説します。

「リカバー」の意味をスッキリ理解!

リカバー(recover):回復すること、取り戻すこと

「リカバー」の意味を詳しく


「リカバー」とは、回復すること、取り戻すことことです。「以前あったものが減ったりなくなったりした状態から、もとの状態へ戻すこと」を言います。

「回復する」「元に戻る」「復旧する」「取り戻す」といったニュアンスを含みます。

体調を崩したときや物が壊れてしまったとき、試合で逆転されてしまったときなどに使用される言葉です。このような場面で、「体調が回復する」、「物を修理する」、「形勢逆転する」という意味として、「リカバー」という言葉が使用されます。

「リカバー」の使い方

「リカバー」は以下のように使うことができます。

  1. テストで悪い点を取ってしまったので、勉強時間を増やしリカバーする。
  2. 大事な作業中にパソコンがフリーズしてしまったが、あまり気にせずリカバーするのを待つ。
  3. サッカーの試合で逆転されたので、リカバーしようとミーティングで新たに作戦を考えた。

①の「リカバー」は「取り戻す」という意味です。テストの結果が思った通りに行かなかったので、勉強時間を増やして落とした点数を取り戻すという意味で用いられています。

②の「リカバー」は「回復する」という意味です。パソコンやスマホのような機器の調子が良くない場合に使用されます。例文では、パソコン自体が自力で問題を解決することを「リカバー」としています。

また、水没によって機器が壊れたときのように、自力での問題の解決が不可能で、修理をして回復した場合も「リカバー」を用います。

 

③の「リカバー」は「点を取り返す」という意味で用いられています。例文は、逆転された分の点数を取り戻すために新たに作戦を立てたという内容です。

点数を取り戻すためには選手たちの気持ちも切り替える必要があるので、「選手たちのメンタルをリカバーする」という意味とも捉えることができます。

「リカバー」の語源

リカバーの語源はラテン語の “L.capere” です。

L.capereはラテン語で「再び掴む」という意味です。capereは英語でのcatchやto graspのような「つかみ取る」という意味を持っています。

英語のrecoverでは、ラテン語の語源の “capere”に、「再び」や「後ろ」へという意味の “re”を合わせて「つかみ直す」という意味になりました。これが変化して現在では「回復する」「取り戻す」という意味でrecoverが用いられるようになっています。

「リカバー」と「リカバリー」の違い

「リカバー」と「リカバリー」の違いを一言で言うと、「動詞」か「名詞」という違いです。「リカバリー」は英語でrecoveryとなります。「回復」「立ち直り」「復帰」というに名詞として使用されます。それに対して、recoverは動詞として用いられます。

英語では名詞と動詞は、はっきりと識別します。しかし、カタカナ語として用いるときは「リカバーする」と「リカバリーする」のようにどちらを用いても同じ言葉として通じてしまうのが現状です。

まとめ

以上、この記事では「リカバー」について解説しました。

英語表記リカバー(recover)
意味回復する、取り戻す
語源ラテン語の “L.capere”
「リカバー」と「リカバリー」の違い「リカバー」recover = 動詞 「リカバリー」recovery = 名詞

現状、カタカナ語ではどちらも同じ言葉として用いられることがある

「リカバー」の意味や使い方を正しく理解できたでしょうか。日常生活やスポーツ、ビジネスシーンにおいてもよく使用される言葉です。しっかり理解して覚えておきましょう。