「ローフード」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ローフード(raw food)」です。

「ローフード」の意味や使い方、語源、類義語、海外における「ローフード」、「ローフード」の定義、「ヴィーガン」「ベジタリアン」との違いについてわかりやすく解説します。

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「ローフード」とは?

ローフード(raw food):生の食材を用いた食品、またはそれを好んで食べる食生活のこと

「ローフード」の意味を詳しく

「ローフード」とは、食材を加工せず、生のまま使った食品、またはそのような食品を好んで食べる食生活のことです。

日本語では「生食(せいしょく)」と呼ばれます。食材をできるだけ加工せずに生のまま使った食品自体を指すことが一般的ですが、それら「ローフード」を好んで食べる食生活のことを表している場合もあります。

「ローフード」を好んで食べる食生活のことは「ローフーディズム」と言います。この食生活は、酵素を多く含む食べ物が体にいいという考えから来ているものです。熱を通すと食材の酵素は壊れてしまうことが多いため、「生のまま食べる」ことが重要なのです。

 

ただし、実際には人間は必要な酵素を自分の体内で作り出すことができます。そのうえ、植物の酵素はあくまで「彼らのための酵素」です。生のまま食べたからといって私たちの体の中でそれらの酵素がそのまま働いてくれることはありません。

酵素の正体はタンパク質です。肉や魚から摂取されるタンパク質は人間の体内に入ると、ばらばらに分解されてから吸収されます。酵素も例外ではありません。そもそも、胃酸をくぐりぬけて腸まで到達することができる酵素が一部しかないのです。

このように、「ローフード」の効果は科学的なものではありませんし、反論も多くあります。しかし、支持者が多いことも事実です。

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「ローフード」の使い方

  1. 近年、若い女性の間でローフードが流行している。
  2. 彼は、「ローフードには学術的根拠がない」と言って反対する。
  3. 都内にはローフード専門店が多くある。

「ローフード」の語源

「ローフード」の語源は英語の “raw food” です。

そのまま “raw” (生の) “food” (食べ物)という意味です。酵素を壊さずに摂取するために生のまま食材を食べるので “raw food” と言います。

「低い」という意味の “low” と間違えてしまう人が多いので気を付けましょう。

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「ローフード」の類義語

「ローフード」には以下のような類義語があります。

  • 生食:「ローフード」を日本語で言ったもの
  • 生食主義:「生食」を好む考え方のこと
  • ローフーディズム:「生食」を好む考えのこと

海外における「ローフード」

海外では「ローフード」が日本よりも一般的です。有名人の中にもローフードを好む人が多いそうです。

女優のデミ・ムーアがローフーディズムを始めて7kgの 減量に成功したことは非常に有名です。また、他にもマドンナやアリシア・シルヴァーストーン、ウッディー・ハレルソン、スティングなどもローフーディストと言われています。

ただし、彼女たちは「ローフード」を好むだけであって完全な「ローフーディスト」ではないことが多いです。「ローフード」を食べることもありますが、普段は加熱した食品を食べることも多いでしょう。

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「ローフード」の定義

「ローフーディスト」の中でも「ローフード」の定義が異なることがあります。

 

例えば、「48度以下なら加熱してもいい」という考えがあります。これは、「酵素が破壊される温度が摂氏48度」であるため、酵素を摂取することが目的の「ローフード」ならば48度までは加熱してもいいのではないかという主張です。

また、「ローフード」は基本的に野菜や魚を食べるのが一般的ですが、「生であれば動物の肉や、その他の動物性食品を食べてもいい」と考える人もいます。

また、「脂肪分が多く含まれる乳製品や体内のミネラルを浪費させる白砂糖なども摂取しない」と厳しく定義する人もいます。

「ヴィーガン」「ベジタリアン」との違い

「ローフーディスト」と「ヴィーガン」「ベジタリアン」の違いがよくわからない人も多いと思います。

「ベジタリアン」とは、皆さんもご存知の通り「菜食主義者」のことです。肉や魚を食べません。

「ヴィーガン」は「ベジタリアン」よりも聞いたことがない人が多いでしょう。こちらは「完全菜食主義」のことで、肉や魚はもちろん、乳製品や卵、はちみつなどの動物性食品も一切食べません。

ただし、これらは「ローフーディスト」とは違い、加熱加工することができます。野菜を炒めたり茹でたりすることは問題ありません。

 

ちなみに、一口に「ヴィーガン」「ベジタリアン」と言っても、その中にとても細かい分類わけがあります。ここではその一部を紹介します。

  • ビーガン:植物性食品のみを食べる
  • ラクト・ベジタリアン:植物性食品と乳製品は食べる
  • ラクト・オボ・ベジタリアン:植物性食品と乳製品、卵は食べる
  • ペスコ・ベジタリアン:植物性食品と魚、卵、乳製品は食べる
  • エシカル・ビーガン:食品だけでなく、レザーや毛皮などの動物製品も使用しない
  • ダイエタリー・ビーガン:衣料品などにはこだわらないが、動物性食品を口にしない
  • フルータリアン:果物など収穫により植物を殺さないものを食べる

まとめ

以上、この記事では「ローフード」について解説しました。

英語表記ローフード(raw food)
意味生の食材を用いた食品、またはそれを好んで食べる食生活のこと
語源「生の食べ物」という意味の英語 “raw food” から
類義語生食、生食品、ローフーディスト
海外における「ローフード」日本よりも一般的
「ローフード」の定義動物の肉や乳製品の摂取、加熱の温度などで意見が分かれる
「ヴィーガン」「ベジタリアン」との違い「ヴィーガン」「ベジタリアン」は加工・加熱して食べることができる

最近注目されている「ローフード」という言葉ですが、馴染みのない人も多かったと思います。

細かい定義の違いなどもあり、少し難しかったですね。この機会に使いこなせるようになりましょう。

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