ことわざ「落花流水の情」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「落花流水(らっかりゅうすい)の情」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「落花流水の情」の意味をスッキリ理解!

落花流水(らっかりゅうすい)の情:男女が相思相愛であることのたとえ

「落花流水の情」の意味を詳しく


「落花流水の情」とは、男女が相思相愛であることのたとえです。

この場合の「落花流水」は、「男に女を想う心があれば、女もまた男を想い、受け入れる」という意味です。落ちた花びらが流れる水に受け入れられ、浮かびながら流れていく様子を表しています。つまり、「落ちた花びら」を男に、「流れる水」を女にたとえているのです。

 

このことから、「落花流水」は、男女が慕い合い相思相愛となることのたとえとして用いられるようになりました。

一方、「情」は「気持ち」という意味で使われています。

 

「落花流水」は、「流水落花(りゅうすいらっか)」ともいいます。

なお、「落下流水の情」と書くのは誤りなので間違えないように注意が必要です。

「落花流水」もう一つの解釈

「落花流水の情」は、「落ちた花が水の流れにしたがって流れていく、過ぎゆく春の景色」として解釈する場合もあります。こちらの解釈の場合は、落ちた花が水によって「流れ去る」様子を表します。

そのため、物事が衰えゆくことや、時がむなしく過ぎ去ること、男女が離れ離れになることを意味します。

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「落花流水の情」の使い方

  1. 一生を共にする相手とはずっと、落花流水の情を大切にしていきたい。
  2. 長年の間お互いを支え合ってきたあの夫婦は、まさに落花流水の情なのだなと思う。
  3. いつの日かあの人と落花流水の情となれたらなら、どれほど素晴らしいだろう。
  4. 彼らは落花流水のごとく互いに惹かれ合った。
  5. 恋路は落花流水だ。相手を思う気持ちがあれば必ず通じるものだよ。

「落花流水」という言葉には「男女が慕い合う」という意味があります。

よって、④・⑤の例文のように「落花流水」のみを用いることもできます。

「落花流水の情」の由来

「落花流水の情」ということわざは、「落花流水」と「情」の2つに分けられます。中心的な意味を担っているのは、「落花流水」です。

「落花流水」は、「散る花(=落花)」が「流れる水(=流水)」に乗って流れていくことを表します。花びらが水に浮かび、共に流れていく様子から、「相思相愛である」という意味を持つようになりました。

そして、この「落花流水」の気持ちに注目した表現が「落花流水の情」です。

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「落花流水の情」の類義語

「落花流水の情」には以下のような類義語があります。

  • 魚心(うおごころ)あれば水心(みずごころ)
  • 誘う水あればいなんとぞ思う

「落花流水の情」の対義語

「落花流水の情」には以下のような対義語があります。

  • 落花情(らっかじょう)あれども流水意(りゅうすいい)なし
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「落花流水の情」の英語訳

「落花流水の情」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • It is that there is a feeling which man and woman adore mutually.
    (男性と女性が互いに想い合う気持ちがあるということ。)

まとめ

以上、この記事では「落花流水の情」について解説しました。

読み方 落花流水(らっかりゅうすい)の情
意味 男女が互いに想う気持ちを持っていること
由来 散る花が水に流れて行く様子から
類義語 魚心あれば水心など
対義語 落花情(らっかじょう)あれども流水意(りゅうすいい)なしなど
英語訳 It is that there is a feeling which man and woman adore mutually.(男性と女性が互いにしたい会う気持ちがあるということ。)

自分が思いを寄せる相手がいて、その相手もまた自分のことを想ってくれるということは素晴らしいことです。

そのように「落花流水の情」の間柄になれたなら、関係性を大切にしていきたいものですね。

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