「ラディカル」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ラディカル」です。
「ラディカル」の意味、使い方、語源、類義語についてわかりやすく解説します。

「ラディカル」の意味をスッキリ理解!

ラディカル(radical):過激なさま・急進的なさま・根本的であること

「ラディカル」の意味を詳しく

「ラディカル」とは、過激なさま・急進的なさま・根本的であることです。

「ラジカル」と言われることもあります。政治の分野で使われることが多いです。

「ラディカル」の意味は大きく以下のふたつに分けられます。

  • 過激なさま・急進的なさま
  • 根本的・根源的であること

分野ごとの「ラディカル」の意味

「ラディカル」は以下の分野で使われています。

  • 政治学
  • 科学
  • 数学
  • 言語学
  • 医療

政治学における「ラディカル」

政治の分野では「ラディカル」は「急進的な」という意味で使われます。

政治学の原理として「ラディカリズム」があります。これは日本語で「急進主義」と呼ばれるものです。

「ラディカリズム」は、「社会構造の変化や体制の改革を革命などによって急激に行おうとする立場」のことです。

「政治についてのラディカルな思想」と言うときは、上のような「急進的な、過激な思想」のことを指します。

科学における「ラジカル」

科学の分野における「ラジカル」は、「不対電子を持つ電子や原子、イオンのこと」です。

原子は電子という非常に小さい素粒子を持っています。それらの電子が他の原子の電子とペアになることで原子同士が結びつきます。

これらの電子のペアのことを「電子対」と言います。

 

一方で、原子が持っている電子の数は原子ごとによって違います。ひとつの原子がひとつの電子を持っていて、もうひとつの原子がふたつの電子を持っているとします。

これらの原子が結びつくときに一組の電子はペアを作れますが、ひとつの電子が余ってしまいます。このペアを作れなかった電子のことを「不対電子」と言います。

数学における「ラディカル」

数学の分野での「ラディカル」は「冪根(べきこん)」「累乗根(るいじょうこん)」という意味で使われます。

「累乗根」とは、2度掛けるとある数になる値のことです。2を2度掛けると4になるので、4の累乗根は2です。

言語学における「ラディカル」

言語学の分野では “radical consonant” という言葉が使われます。

これは「咽喉音(いんこうおん)」を意味します。

「咽喉音」とは、舌の付け根の部分を喉の奥に近づけて発する音のことです。

中国語などの言語で使われます。

医学における「ラディカル」

医学の分野では “radical suegery” という言葉があります。

これは「全摘出手術」という意味です。

がんが進行している場合などに、特定の臓器をすべて摘出することがあります。これが「全摘出手術」です。

ただし、「ラディカルサージェリー」のようにそのままカタカナ語として使われることは少ないです。

「ラディカル」の使い方

「ラディカル」には以下のような使い方があります。

  1. あの政治家はラディカルな思想で有名だ。
  2. 現状を突破するには、もっとラディカルな課題を解決しなければならない。

➊の「ラディカル」は、「過激な」「急進的な」という意味で使われています。この場合は、悪いニュアンスで使われることが多いです。

➋の「ラディカル」は、「根本的な」という意味で使われています。

「ラディカル」の語源

「ラディカル」の語源は英語の “radical” です。

英語の “radical”には形容詞と名詞の意味があります。

形容詞の意味は主に以下の6つです。

  • 根本的な
  • 徹底的な
  • 根本的な
  • 急進的な
  • 過激な
  • 本来の

名詞の意味は主に以下の3つです。

  • 急進主義者
  • 過激派
  • 累乗根

基本的にはカタカナ語の「ラディカル」と同じです。

「ラディカル」の類義語

「ラディカル」には以下のような類義語があります。

  • 累乗根
  • 過激な
  • 根本的な

まとめ

以上、この記事では「ラディカル」について解説しました。

英語表記ラディカル(radical)
意味過激なさま・急進的なさま・根本的であること
語源「過激な」という意味の英単語 “radical”
類義語累乗根、過激な、根本的な

「ラディカル」には、「過激な」などの形容詞の意味以外にも複数の意味があることがわかりましたね。