「プロパー」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「プロパー」です。

「プロパー」の意味・使い方・語源・類義語・プロパー社員についてわかりやすく解説します。

「プロパー」の意味をスッキリ理解!

プロパー(proper):正規の、本来の

「プロパー」の意味を詳しく

「プロパー」とは、「正規の、本来の」という意味のカタカナ語です。少し難しい単語なので、デパートの商品で考えてみましょう。

デパートの商品には当然、値段が付いています。たまにデパートに行くと、セールをやっていることがありますよね。セールになると商品が定価より安くなります。

一方でセール前の価格は定価なので、値引きしていない状態です。このような状況を「価格がプロパーだ」と言います。「プロパー価格」と表現する時もあります。要するに、「本来の価格」という意味です。

「プロパー」の使い方

  1. アメックスのプロパーカードを入手する。
  2. 政治学プロパーの問題である。
  3. プロパー融資を行いたい。

プロパーを使うのは、小売や学問、金融など少し難しい場面です。①の例文は金融についてです。「アメックス」とは、クレジットカード会社のことですが会社が発行している本来の物を「プロパーカード」と言います。

②の例文は学問分野についてです。よく、学問の名前の後に「プロパー」を付けて使用することがあります。例文では政治学の後に「プロパー」が付いています。「政治学本来の、固有の」という意味です。

③の「融資」というのは、簡単に言うとお金を貸すことです。「プロパー融資」とは、直接銀行からお金を借り入れることです。

「プロパー」の語源

語源は英語のproperです。カタカナ語の「プロパー」と同じ、「本来の」という意味で使うこともありますが、英語のproperは別の意味で使うことも多いです。

たとえば、一般的によく使うのは「適切な」「ふさわしい」という意味です。この辺りは日本語の「プロパー」と混同しやすい部分なので、英語とカタカナ語で気をつけるべきです。

「プロパー」の類義語

「プロパー」には以下のような類義語があります。

  • オリジナル:元来の
  • サラブレッド:血統のよい
  • クラシック:古典的、格式のある

オリジナル

「オリジナル」とは、「元来の」という意味のカタカナ語です。「元の」という意味で使うこともあります。「プロパー」とは、「本来の」という意味が似ています。

たとえば、誰かが歌うカバー曲があったとします。これに対して、本来の人が歌っている曲のことを「オリジナルソング」と言います。

サラブレッド

「サラブレッド」は「血統のよい」という意味です。たとえば、父が政治家で母が社長という家に生まれた人は家柄や血統がよいです。そうした人を「サラブレッド」と言います。

「サラブレッド」は雑種と違って、余計な物が混じっていません。この点が「本来の」という意味の「プロパー」と似ています。

クラシック

「クラシック」は「古典の、格式のある」という意味のカタカナ語です。音楽のジャンルの事も指す場合もあります。

「サラブレッド」と同様に、格式があり優良な物を表す時に使います。正規の物には本物の格式があります。この点が「プロパー」と類似しているところです。

プロパー社員とは?

「プロパー社員」は3つの意味があります。ひとつめが、中途社員ではない新卒で入社した人のことです。

ふたつめが、派遣社員、契約社員ではない正社員です。最後のひとつが外部から来たスタッフでない自社の社員です。

使う場面によって、どの意味になるのか変わります。しかし、本来の社員というニュアンスではどれも似通っています。

 

「プロパー社員は会社に詳しい」というように使用します。

「プロパー社員」はビジネスの場面でよく使うので、組織の中で働く場合には覚えておきたいところです。

まとめ

以上、この記事では「プロパー」について解説しました。

 

英語表記プロパー(proper)
意味正規の、本来の
語源英語のproper
類義語オリジナル、サラブレッド、クラシックなど
プロパー社員正社員、本来の社員など

「プロパー」は比較的難しいカタカナ語のひとつです。日常生活で使わないので、意味が分からない人もたくさんいます。

しかし、いざという時に知らないと困る単語でもあります。ぜひ、この記事を参考にして「プロパー」の意味や使い方を覚えましょう。