「プロローグ」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「プロローグ」です。

「プロローグ」の意味、使い方、語源、関連語、類義語、対義語についてわかりやすく解説します。

「プロローグ」の意味をスッキリ理解!

プロローグ(prologue):最初に作品の内容や作者の意図などを解説する導入部分

「プロローグ」の意味を詳しく

「プロローグ」とは、最初に作品の内容や作者の意図などを解説する導入部分のことです。

もともとは演劇が始まる前に、理解に必要な情報などを観客に伝えるものが「プロローグ」でした。現在では、文学作品や映像作品などの演劇以外の作品にも用いられます。

「プロローグ」は、単なる物語の「あらすじ」とは異なります。作品の内容を伝えるものでは無く、以下のような内容を述べる箇所になります。

  • 作品の内容を予告する
  • 作品の理解のために必要な情報を観客に提供する
  • 作品のできばえについて弁解した
  • 作者の主張を代弁する台詞

作品の最初に、時代背景や作られた経緯などを伝える部分を「プロローグ」と言います。

「プロローグ」の使い方

「プロローグ」には以下のような使い方があります。

  1. プロローグがなかったら、あの劇を理解するのは難しかっただろう。
  2. 昨日見た映画は、プロローグが長すぎて退屈だった。
  3. プロローグは作品に必須のものではないと思っています。

「プロローグ」の語源

「プロローグ」の語源は英語の “prologue” です。

“prologue” の “pro” と “logue” の部分には、それぞれ以下のような意味があります。

  • pro:前の
  • louge:談話

この語源から、作品が始まる前の説明、語りという意味で使われるようになったと考えられます。

 

もともとは、ギリシア時代の演劇の際に行われ始めたものです。当初は「プロロゴス」 (“prologos”) と呼ばれていました。

「プロローグ」の関連語

「プロローグ」には以下のような関連した言葉があります。

どれも物語の構成要素であるという点で、「プロローグ」と関連しています。

  • モノローグ:俳優が舞台で1人でしゃべる、長い台詞
  • ダイアローグ:2人以上の登場人物がかわす対話・会話のこと

「モノローグ」とは、俳優が舞台で1人でしゃべる、かなりの長さをもった台詞のことです。「独白」とも呼ばれます。

その人物の思考や感情、あるいは事態の推移などを観客に伝えるための舞台技法のことです。

観客へ直接物語を語りかけるナレーションや、俳優が一人で演じる “ひとり芝居モノ” のドラマの台詞なども「モノローグ」に含まれます。

「ダイアローグ」は「対話」「対談」などと訳すことができます。「ダイアローグ」が「モノローグ」の対義語になります。

「プロローグ」の類義語

「プロローグ」には以下のような類義語があります。

  • 序章(じょしょう):小説・論文などの、本題に入る前に前置きとして置かれた文章
  • 序詞(じょことば):前書き・和歌において特定の語句を導き出すために前に置く言葉
  • 序幕(じょまく):芝居の最初の幕
  • 序曲(じょきょく):オペラ・オラトリオ・バレエ音楽などの最初に演奏される器楽曲

「プロローグ」の対義語

「プロローグ」には以下のような対義語があります。

  • エピローグ:物語や作品の結びになる言葉

「結語」「結びの言葉」などと言われることもあります。

舞台では、演劇の最後に役者の一人が述べる終わりの言葉・締めの言葉です。

登場人物の一人が、劇中に描かれた世界観についての説明をしたり作者の意図を観客に語りかけたりするなど、補足的な役割として行われることが多いです。

まとめ

以上、この記事では「プロローグ」について解説しました。

英語表記プロローグ(prologue)
意味最初に作品の内容や作者の意図などを解説する導入部分
語源直訳で「前の談話」という意味の英単語 “prologue”
関連語モノローグ、ダイアローグ
類義語序章、序詞、序幕、序曲
対義語エピローグ

「プロローグ」は、映画や小説などの作品の中でよく使われる言葉なので、この機会にしっかりと理解しておきましょう。