今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「プレゼン」です。
「プレゼン」の意味、使い方、語源について分かりやすく解説します。
☆「プレゼン」をざっくり言うと……
英語表記 | プレゼン(presentation) |
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意味 | 聞き手本位の発表により行動を促す技術のこと |
語源 | 贈り物を示す英語 “present” が語源 |
「プレゼン」とは?
「プレゼン」の意味を詳しく
「プレゼン」とは、聞き手本位の発表により行動を促す技術のことです。
「プレゼン」は、プレゼンテーションの略です。
発表することや紹介することはもちろん、さらに、そのプレゼンによって「人を動かす」ことを求められます。
人を動かすためには、相手のレベルに合わせ、納得させなければいけません。そのため、いいプレゼンは、伝えることが明確でわかりやすいものだと言われています。
小学生から大学生まで、学校の授業で行う「プレゼン」の練習は、新卒社員研修でも扱われるなど、生涯必須のスキルとして勉強する機会も多いのが特徴の1つです。
「プレゼン」の使い方
- 売り込みたい企画をクライアントにプレゼンしにいくが、まずは練習で社内の上司にプレゼンした。
- 最近は、小学校からプレゼンの授業がある。
- プレゼンをするための資料作りにパワーポイントを使用した。
「プレゼン」の語源
プレゼンの語源は英語の “present” です。
“present” の意味は、「贈(おく)り物」です。その贈り物を選ぶ人をプレゼンテーターと言います。
この言葉が「お客様へ贈るもの=お客様の納得いく話」と変換されて使われるようになり、現代ではひとことで「プレゼン」というようになりました。
プレゼンテーションは、元々はアメリカの広告業界で使われていた言葉でした。当時、広告代理店は、持ち合わせていたアイデアをお客さんに気に入ってもらえるように説明・説得活動をしていました。
話し手本位の「スピーチ」ではなく、聞き手本位の「プレゼン」は、相手の知識レベルやニーズに合わせて話す必要があり、より高度なものです。
そのため、プレゼンは非常に難しいのですが、現在も人に伝えるための効果的な手段として、ビジネスだけでなく、さまざまな場面で使われています。
まとめ
以上、この記事では「プレゼン」について解説しました。
英語表記 | プレゼン(presentation) |
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意味 | 聞き手本位の発表により行動を促す技術のこと |
語源 | 贈り物を示す英語 “present” が語源 |
プレゼンに正解はありません。プレゼンのスキルは、ビジネスだけでなくさまざまな場面で必要なスキルともいえるので、磨いて行きたいですね。