「プレゼンス」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「プレゼンス」です。

「プレゼンス」の意味・使い方・語源・類義語についてわかりやすく解説します。

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「プレゼンス」とは?

プレゼンス(presence):存在感

「プレゼンス」の意味を詳しく

「プレゼンス」は、存在や存在感を表すカタカナ語です。つまり、そこにいるだけで周囲を圧倒してしまうような存在感のことを意味しています。

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「プレゼンス」の使い方

  1. 東南アジアにおける中国のプレゼンスは圧巻だ。
  2. アップルやグーグルなどGAFAは、高いプレゼンスを持った集団だ。
  3. アメリカのプレゼンスが世界で失われている。

「プレゼンス」は、存在感という意味ですが、個人に対してはあまり用いられません。個人ではなく、企業や国家といった複数の集合体に対して使用します。

特に国家がある一定の地域に軍隊を持ち、その地域で存在感を持っているときに「プレゼンス」を使用します。この単語が多く使われるのは、国際政治や国際経済です。日頃のニュースでも頻繁に出てきます。

 

①の例文は中国に関する例文です。「プレゼンス」は、国家に対して用いると説明しましたが、特に使用されるのが中国です。これに似た例文は、ニュースやメディアでよく取り上げられます。

そのため、よく覚えておくとよいでしょう。この例文では、中国が東南アジアで圧倒的な存在感を放っていることについて述べています。

近年中国は、自分の領土だと主張して東南アジアの海に島を作りました。そこに軍隊を常駐させています。そのため、それが東南アジアで存在感を放つ原因になっています。この状態が「プレゼンス」です。これが国家の「プレゼンス」の一例にもなります。

 

②の例文は、企業に関する例文です。企業が存在感を放つときには様々なパターンが考えられます。その中でも特に存在感を感じることができるのは、圧倒的な経済力を持っている時です。

世界には、小さな国と同じくらいの経済力を持った企業が存在します。それが例文で取り上げた、アップルやグーグルです。経済力が大きいと、極端な話何でもできます。

 

例えば、田舎の商店を買収して自社のものにすることです。もしそうしたことをしてしまうと、様々な企業や人々は恐怖を抱いてしまいます。

その結果、経済力の大きい企業が存在感を放つことになるのです。例文でこのようなプレゼンスを保つ企業の例として、GAFAを取り上げました。

GAFAはグーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンの略です。非常に大きな「プレゼンス」を持つ企業と紹介されることも多いです。

 

③の例文は、アメリカに関する例文です。国家の「プレゼンス」として、中国と同じくらい話題になるのがアメリカです。アメリカのプレゼンスが失われているということは、アメリカの存在感が薄くなっているという意味です。

しかし、アメリカという国が消滅しそうになっているという意味ではありません。第二次世界大戦が終わってアメリカは世界中に軍隊を派遣していました。

そのため、何か問題が発生したらアメリカが駆けつけて解決していました。このことから、アメリカは世界の警察官と呼ばれていました。

 

何か騒ぎを起こそうと思っても、何かを起こせば絶対的に強いアメリカがやって来ます。そうなると、他の国々は好き勝手に行動できません。

「プレゼンス」が効いた状態でした。しかしながら、中国やインドといった多くの国が経済力をつけて、力を持つようになりました。

 

つまり、アメリカ一強の世界ではなくなったのです。もし何かしてもアメリカは何もしてこないだろうというように他の国々は思うようになりました。

これが、アメリカが「プレゼンス」を失った状態です。この例文も、現代ではニュースで非常によく見かけます。

「プレゼンス」の語源

「プレゼンス」の語源は英語の “presence” です。この英単語には、「プレゼンス」と同じく、存在や存在感といった意味があります。また、出席という意味もあります。

こちらは授業に出席するという、日常でよく使われる表現です。英語の “presence” を聞いたり書いたりする際には気をつけましょう。

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「プレゼンス」の類義語

「プレゼンス」には以下のような類義語があります。

  • カリスマ :超人的能力や素質
  • リーダーシップ :統率力

「カリスマ」とは他人と比べて、とても魅力的な素質を持っていることです。特に珍しい能力やルックスで多くの人々の心を掴みます。「プレゼンス」は存在感ですので、他人の注目を集める影響力を持つという点では同じ意味です。

「あの人はカリスマ性があり、オーラを感じる」というように使用します。人と違った魅力を言い表したいときに便利なカタカナ語です。

 

「プレゼンス」と大きく異なる点は、何に対して用いるかです。「カリスマ」という言葉は、誰か個人に対して用いることが一般的です。

しかしながら、プレゼンスは国家や企業などなので大きく異なっています。また、「カリスマ」は才能やタレント性に関して言及するカタカナ語なのに対して、「プレゼンス」は、軍事力や経済力などについて述べる際に使われることが多いです。

 

「リーダーシップ」も「プレゼンス」と非常に似た意味を持つカタカナ語です。「リーダーシップ」は、多くの場合チームを引っ張るリーダーに対して用います。

そのリーダーが、チームを引っ張る器や技量があるかを言い表したいときに使います。チームがまとまった状態だと、リーダーの「リーダーシップ」がある場合が多いです。

 

また、「リーダーシップ」は「プレゼンス」がある状態で発生する場合が多いです。なぜなら、経済力や軍事力で他を圧倒して、影響力を高めると自然に「リーダーシップ」が高まるからです。

あの人の言うことを聞いておいたほうが良いと考えてしまう心理と一緒です。しかしながら、「プレゼンス」は「リーダーシップ」を持っている人だけのものであるとは限りません。

なぜならば、チーム内にリーダー以外に力を持った存在があるならば、リーダーとは異なるメンバーの「プレゼンス」もあるからです。例えば、社長と副社長です。

 

当然、社長の方が「リーダーシップ」も「プレゼンス」もありますが、副社長にも「プレゼンス」があります。何かがきっかけで、「プレゼンス」の大きさも変わってしまうこともあるのです。

それがきっかけで「リーダーシップ」も変化してしまうことがあります。このように、「プレゼンス」と「リーダーシップ」は密接な関係を持っています。

まとめ

以上、この記事では「プレゼンス」について解説しました。

英語表記 プレゼンス(presence)
意味 存在感
語源 英語のpresence
類義語 カリスマ、リーダーシップなど

「プレゼンス」は、少し難しいカタカナ語です。しかしながら国際関係について学ぶ人や国際関係のニュースを理解する際には必要なカタカナ語です。

ぜひともこの記事で、意味や使い方を覚えておくとよいでしょう。

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