心理学用語「パーソナルスペース」とは?意味と具体例を解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、心理学用語の「パーソナルスペース」です。

言葉の意味、具体例、由来、英語訳、区分についてわかりやすく解説します。

 

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「パーソナルスペース」の意味をスッキリ理解!

パーソナルスペース他人に近付かれると不快に感じる空間のこと

 

「パーソナルスペース」の意味を詳しく

「パーソナルスペース」とは他人に近付かれると不快に感じる空間のことです。

「パーソナルエリア」や「対人距離」と呼ばれることもあります。

「パーソナルスペースが広い」と言う場合には、「他人に近づかれたくない範囲が広い」という意味で、逆に「パーソナルスペースが狭い」と言う場合には「他人に近づかれたくない範囲が狭い」という意味になります。

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「パーソナルスペース」の具体例

一般に女性よりも男性の方がパーソナルスペースは広いとされています。しかし、社会文化や民族、個人の性格によっても差があります。

また、相手によっても変化します。

一般的に、親密な関係の相手に対しての方がパーソナルスペースは狭く、他人(特に敵意を持っている相手)に対してはパーソナルスペースが広いです。

恋人に対して許す距離感と職場の上司に対する距離感は当然違いますよね。

 

また、相手によっては距離感に関係なく視界に入るだけでも不快に感じるというケースもあります。

「パーソナルスペース」の由来

「パーソナルスペース」は日本語で「個人空間」と直訳できます。

「パーソナルスペース」の境目は見えませんが、そこには確かに空間領域があります。

「個人個人が空間を持っており、その空間に入りここまれると不快に感じる」というイメージからこのような名前がついていると考えられます。

 

また、「パーソナルスペース」は「ポータブルテリトリー」と呼ばれることもあります。

「テリトリー」は「縄張り」、「ポータブル」は「携帯する」という意味があります。つまり、直訳すると「携帯する縄張り」という意味です。

「個人が持っている各自の縄張り」というイメージからこの呼び方が生まれました。

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「パーソナルスペース」の英語訳

テーマを英語に訳すと、次のような表現になります。

  • personal space
    (パーソナルスペース)
  • portable territory
    (ポータブルテリトリー)

「パーソナルスペース」の区分

「パーソナルスペース」には、具体的な距離によって区分分けされています。

アメリカの文化人学者であるエドワード・ホールが研究し、名付けたものです。

公衆距離

350センチ以上離れた距離のことです。講演会や演説などで、演説者と聴講者との距離感がこれに当てはまります。

1対1のコミュニケーションを取ることが難しい距離です。

社会距離

120センチから350センチまでの距離のことです。会社で改まった話をするときなど、仕事関係でよく現れる距離です。

相手の身体に触れることは難しい距離ですが、1対1でコミュニケーションを取ることはできます。

個体距離

45センチから75センチの距離のことです。

1対1のコミュニケーションはもちろん、手を伸ばせば相手に触れることのできる距離です。

友人や会社の中でも親しい人であれば、入っても不快にはならない距離です。

密着距離

0センチから45センチまでの距離のことです。

手を伸ばさなくても体が触れ合うくらいに近づいています。そのため、家族や恋人などのごく親しい人だけが入ることを許されている距離です。

それ以外の人が入ると不快に感じてしまいます。

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まとめ

以上、この記事では「パーソナルスペース」について解説しました。

読み方パーソナルスペース
意味他人に近付かれると不快に感じる空間のこと
由来個人が持っている見えない空間領域というイメージから
英語訳personal space(パーソナルスペース)portable territory(ポータブルテリトリー)
区分公衆距離、社会距離、個体距離、密着距離

「パーソナルスペース」は個人によって距離が異なるためコミュニケーションを取るときには気を付けなければいけない点ですね。

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