故事成語「完璧(かんぺき)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、故事成語の「完璧」です。

この言葉はとても有名ですよね。

そして、日常会話でも頻繁に用いられます。

また、書き間違いをされやすい言葉でもあります。

そこで、「完璧」の意味、由来、例文、英訳についてわかりやすく解説します。

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「完璧」の意味をスッキリ理解!

完璧(かんぺき):欠点や不足がなく、非常に立派なこと

「完璧」の意味を詳しく

「完璧」とは、欠点や不足がなく、非常に立派なことです。

ちなみに、「」は「かけたところがない」という意味です。

また、「」は、「輪形をした平らな玉」です。

そして、「完璧」は「完壁」と書き間違えられやすいですが、「壁」ではないので注意が必要です。

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「完璧」の由来

「完璧」の出典は『史記』の「藺相如伝(りんしょうじょでん)」という章です。

この章の中に、「璧(へき)を全うして趙に帰らん」というセリフが出てくるのです。

詳しく見ていきましょう。

 

中国の戦国時代、強大な秦(しん)という国と、弱小な趙(ちょう)という国がありました。

そして、秦の昭王(しょうおう)は趙の恵王が持つ「和氏の璧(かしのたま)」を欲しがり、15の城と交換することを強要しました。

確かに、璧1つで15もの城を手に入れることができるのなら、いい取引です。

しかし、趙は立場が弱いので、和氏の璧だけを取られて15の城はもらえないのが明らかでした。

 

もし和氏の璧だけを取られてしまうと、これから趙は秦にいろいろなものを要求されて搾り取られてしまうかもしれません。

かといって、この取引を拒否してしまうと、それを口実に秦が攻め込んできて、趙は滅ぼされてしまうかもしれません。

恵王は困りました。

 

そんな中、藺相如は名乗りを上げ、「私が使いに行き、15の城が手に入らないならば、璧を無事に持って帰ってくる」と宣言したのです。

この中の「璧を無事に持って帰ってくる」が「璧を全うして趙に帰らん」と表現されているのです。

ちなみに、藺相如はこの後、秦の昭王と会い、やはり璧だけを奪うつもりだと察しました。

すると、彼は璧を取り返し、「もし私を攻撃したら璧を粉々にする」と脅して、璧を守り切って無事に帰国したのです。

 

ちなみに、「和氏の璧」が欠点のない名玉だったことから、完全無欠のことを「完璧」と言うようになったのだ、という説もあります。

「完璧」の例文

  1. 彼女はその仕事を完璧にやってのけた。
  2. その体操選手の技は完璧なできだった。
  3. 完璧な人間などいない。
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「完璧」の英語訳

「完璧」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • perfection
    (完璧)
  • completeness
    (完璧)

まとめ

以上、この記事では「完璧」について解説しました。

読み方完璧(かんぺき)
意味欠点や不足がなく、非常に立派なこと
由来藺相如が「璧を全うして趙に帰らん」と言ったことから
英語訳perfection

「完璧」をこれからは正しく使っていきたいものですね。

紙などに書く時も間違えないようにしたいものです。

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